ネット懸賞を当てるコツとは?ハガキ懸賞との違い

懸賞を当てたい時に、やみくもに応募数を重ねるのは、時間とお金をムダにする可能性大! 懸賞は、「狙って当てるもの」と、懸賞達人の長場典子さんこと「ガバちゃん」は言います。しかし、ネットの懸賞の場合は、ちょっと勝手が違う!?ネット懸賞で勝率を上げる方法と狙いどころを聞きました。(第2回『達人ガバちゃんの懸賞の当て方!スーパーのハガキ編』から続きます)
 
ガバちゃんが当選したアクセサリー

ガバちゃんが当選したアクセサリー



――ハガキ懸賞とは違って、ネット懸賞の場合、工夫の余地がない気がするのですが…、当てるコツはあるのでしょうか?

ガバちゃん:これまで様々な懸賞達人を取材してきましたが、ネット懸賞の達人というのは少ないですね。というのも、ネット懸賞の場合は、“ドリンク1本を1万名当選”などの大型当選が多い。いわば、お試しのモニターに近い形です。そうしたケースだと、コンピューターがランダムに選びますから、テクニックで差別化するのは難しい。

ただし、方法がないわけではありません。こうした懸賞の場合、“応募者の少ない時間帯が当たりやすい”という説もあります。ケーマーさん(懸賞好きな人たちの事)のなかには、「夜中は当たりやすい」とおっしゃる方もいますね。主催先によって選考方法は違うでしょうから一概には言えませんが、「1時間に〇人当てる」など、時間帯で当選者が均等になるようにプログラムを組んでいるところもあるようです。

――最近では、インスタやツイッターなど、SNSでの懸賞も増えています。

ガバちゃん:かなり多いですね。ただこちらは、先ほどお話しした大型当選の懸賞とは違い、人が選考するものもありますから、テクニックで差別化を図ることは可能です。例えば、SNSに写真をアップして応募するタイプの懸賞。お題に沿った写真を撮り、それをアップしてハッシュタグを付けるといったものです。当選人数は少ないけれど、商品は豪華なものも多いんです。

とはいえ、毎回テーマが出てからじっくり考え、写真を撮っていては、懸賞に振り回されてしまいますよね。そこでおススメしたいのが、日頃からいろんなシーンの写真を撮ってストックしておく方法です。懸賞のテーマに応じて、毎回そこから選べるようにしておくと、たくさん数をこなせます。

メーカーの場合、自社商品と何かを絡めたテーマが多いのですが、なかには、「いい笑顔」「幸せな1日」など、ラフなテーマで行うところも多いので、日常のワンシーンを撮っておく習慣をつけておくといいですよ。
 
ネットで当選したウィーン金貨

ネットで当選したウィーン金貨



――その方法、効率的ですね! どういった写真が選ばれやすいのでしょうか?

ガバちゃん:クスッと笑えるものや、心温まるシーン、人間のダイナミズムを感じさせるものなどは印象に残りやすいですね。単なる綺麗な写真、おしゃれなだけでは埋もれてしまうのがオチ。人の感情を揺さぶるようなものがベスト。他の人と逆の発想をすることが勝利のカギになります。これは懸賞の鉄則ですね。

一度にたくさんの懸賞に応募したいからといって、ひとつの写真にいろんな企業のハッシュタグをつける人、これはちょっといただけませんね。ひとつの懸賞につき、ひとつのハッシュタグが原則です。当たり前のようですが、結構やってしまう方、多いんです。

また、ネット懸賞では、なりすましも多いので気をつけてください。美味しい懸賞だからといってすぐ飛びつかず、ホームページを確認すること。住所だけ乗っ取られてしまうケースもありますから気を付けましょう。

★第4回『狙い目はローカル懸賞、穴場はフリーペーパー?』に続きます

教えてくれたのは……
懸賞ライター 長場典子さん
 
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愛称はガバちゃん。懸賞でマンションを手に入れた、懸賞歴30年のカリスマ懸賞達人。現在は、懸賞主催者や懸賞達人への取材で全国を飛び回る、日本で唯一の懸賞ライターとして、月刊懸賞専門誌『懸賞なび』『クロスワードランド』の連載をはじめ、テレビや雑誌などで幅広く活躍中。最新の著書は『ガバちゃんの懸賞入門』、1400円+税。「私が実際に書いた“当たるハガキ”の見本が満載の本です!」


取材・文/西尾英子
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。