株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

日経平均株価が天井を打ったのか分析する方法

日経平均株価が下落しています。天井を打ったのでしょうか?今後の動きを分析してみました。株価が天井を打つ時には、代表的なチャートパターンがあります。「ダブルトップ」について今回は解説します。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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日経平均株価は今後、上がる?下がる?株価チャートで分析

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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより

2万3,000円前後で推移していた日経平均株価が下落しています。日経平均株価は今後、下がるのでしょうか。それとも上がるのでしょうか。株価チャートで分析してみました。

まずは日経平均株価のチャートを見てみましょう。米朝首脳会談が行われた6月12日に2万3,000円をつけた後、じりじりと株価が下落していることがわかりますね。

天井打ちのチャートパターン

株価が天井を打つ時には、代表的なチャートパターンがあります。

株価が上昇した後に天井を形成する時に出やすい、代表的なチャートパターンに「ダブルトップ」があります。
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ダブルトップイメージ図


株価が上昇して天井を付ければ、必ず株価は反落します。天井は一回だけという時もありますが、株価がその後切り返し、一番目につけた天井あたりまで再び上昇することもあります。この時のチャートの形状がアルファベットのW(ダブル)の反対の形(M)に似ていることから、ダブルトップと言われています。

Mの真ん中の部分から横に引いた線のことを「ネックライン」と言います。株価が天井あたりまで再び上昇しただけでは天井かどうかはわかりません。ネックラインを株価が下に抜けることで、株価のトレンドが上昇トレンドから下落トレンドに転換した可能性が高くなります。

日経平均株価の今後の動きは?

日経平均株価のチャートです。

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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより


株価は二つの丸印をつけたところで、短期的にダブルトップであることがわかりますね。ただ、ネックライン程度まで株価が下落しているわけではないので、天井を打ったのかは現時点では判断がつきません。

日経平均株価が今後、ネックラインを割り込んでしまうのか、割り込まないのか? どのようなチャート形状となるのかに注目して、動向を分析すればよいでしょう。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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