高校生グランプリとは?

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第6回高校生グランプリ(日本政策金融公庫HPより)


日本政策金融公庫(略称:日本公庫)が主催する、「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」は、全国の高校生を対象にした、ビジネスプランのコンテストです。2018年度で6回目の開催となり、昨年のエントリー数は約3,200件と、第1回に比べて約2倍もの高校生がこのグランプリに参加しました。

これからの時代に求められる資質・能力の育成を目的とした「アクティブラーニング」を充実させるため、生徒が自ら考え、行動し、ビジネスプランを作成する当グランプリを活用するケースが広がっていると考えられます。

※アクティブ・ラーニングとは、「主体的・対話的で深い学び」を実現することで、知識が生きて働くものとして習得され、必要な力が身につくことを目指すもの(平成28年5月 教育の強靭化に向けてより抜粋)。

どんなビジネスプランが対象になるのか?

高校生グランプリは、高校生が、ビジネスプランを作成する過程を通じて、自ら未来を切り拓いていける力を養うことを目的として開催。そのため、若者ならではの自由な発想や創造力を活かした以下のようなビジネスプランを募集しています。
  • 人々の生活や世の中の仕組みをより良いものに変えるビジネスプラン
  • 地域の課題や環境問題などの社会的な課題を解決するビジネスプラン

「グランプリ」と銘打ち、審査項目も明確にされています。
  1. 商品・サービス
  2. 顧客
  3. 経営資源(ヒト、モノ、技術等)
  4. 収支計画

ビジネスプランであるため、収支計画も審査の基準となるのが特徴的と言えるでしょう。短期的に終わらせるのではなく、長期的に価値あるビジネスにするためにはどうするかまで、高校生の時点で考えられる点が稀有なポイントとです。

2017年度のグランプリはどんなビジネスプラン?

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2017年度のグランプリは?


2017年度にグランプリに輝いたのは、市川高等学校の「棚田の未来を守れ!~棚田用自律型稲刈り機『弥生』~」でした。このプランは、衰退する棚田の問題に注目し、棚田専用稲刈機の開発と棚田米のブランド化を提案したもの。プランの内容だけでなく、メンバー個々の得意分野を活かしたチーム力や問題解決のために企業と協力するといった行動力も高く評価され、受賞に至りました。

他にも、審査員特別賞に輝いた青森県の高校の「青い森のほくほくカボチャ」(雪国で設置されている大型メガソーラーの空きスペースを活用し、有機カボチャを生産・販売するプラン)や東京の高校の「Bridge」(学生向けコンテストの応募プランのビジネス化を支援するために、学生と企業のマッチングサイトを運営するプラン)など、地域性や身近な環境にスポットを当てたプランが発表されました。

※以下に、受賞高校のプレゼン動画を掲載します。
第5回「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」開催結果

2018年度グランプリの募集は?

■STEP1:エントリー(応募登録)
2018年7月2日(月)~9月14日(金)締切(必着)
期間内に専用エントリーページより応募登録。

■STEP2:ビジネスプランシート提出
2018年10月10日(水)締切(必着)
[応募方法・提出書類]ページよりビジネスプランシートをダウンロードし、必要事項を記入。専用エントリーページより提出。

■STEP3:書類選考
2018年12月上旬
ビジネスプランの項目別に日本公庫の職員が書類選考を実施。その後、外部の審査員および高校生ビジネスプラン・グランプリ実行委員会(日本公庫の職員で構成)が、内容を精査のうえ最終審査会に進出するファイナリスト10組を決定します。また、すべての応募プランについて、アドバイスなどのコメントがついた審査結果通知をお送りします。

■STEP4:最終審査会・表彰式
2019年1月13日(日)
ファイナリスト10組による最終審査会(プレゼンテーション)でグランプリを決定します!

グランプリ初参加の方も大丈夫!

高校生グランプリに興味を持ったものの、何から始めてよいのかわからない……。そんな方も大丈夫です。はじめてのビジネスプラン作成を 日本政策金融公庫の職員が、みなさんの学校へ「出張授業」に伺います。2017年度は、出張授業を実施した高校が300校以上と、日本全国で実施。進捗状況やカリキュラムに合わせた様々なテーマのお申込みを受付しています。まずはご相談を!

【関連サイト】
「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」公式ホームページ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。