ポートランドの治安と注意点
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緑地の多いポートランド
けれども、日本と同じ感覚でいると、思いがけない事故に巻き込まれる可能性もあります。嫌な目に遭わないためにも、気をつけてほしいポイントをこちらにまとめました。ぜひ、旅行前にご参考ください。
夜間の一人歩きは避ける
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ポートランドの夕暮れ
日が暮れてからの外出には、酔っ払いや薬物中毒者に絡まれたり、ひったくり、レイプ、暴行などの被害に遭わないよう、一人で薄暗いエリアを歩くことは避けましょう。
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夜のイベントは、会場まで車移動をお勧めします
なお、近年は悲しいことにホームレスの増加も問題となっています。怖い目にあうことはそれほどないかと思いますが、アルコールや薬物依存者も少なくありませんので、少しでも不安を感じたら、敢えて近付くのはやめましょう。
危ないと言われているエリアを避ける
ポートランドの中心を観光している際には、特に目にすることもないと思いますが、アメリカはやはり銃社会。郊外では銃を使ったギャングの抗争などもあります。SpotCrimeサイトによると、最近の銃を使った犯罪が複数報告されている地域は、州間高速道205号線の東側やノース&ノースイースト・ロンバード通り(BYP 30B)の界隈です。日中は特に問題ないと思いますが、日が暮れてからの一人歩きは避けましょう。
置き引きに注意
基本、海外ではどこも同じだと思いますが、バッグで場所を取るなど、荷物を置きっぱなしにして席を離れるのは、置き引きにあう可能性が高いので止めましょう。ショップのレジや美術館などで荷物を預かってもらう場合も、貴重品は預けず、自分で持つようにしましょう。また、自転車も残念ながら盗まれる可能性がとても高いアイテム。コーヒーのテイクアウトを買うというような短時間だけでも、特に街中で駐車する場合は、ポールなどと繋ぐタイプのしっかりとした鍵をかけましょう。
人種差別について
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リベラルな気風の強いポートランド
オレゴン州の田舎の方に遠出することがあるならば、見た目で差別される可能性があることも覚悟して下さい。
マリファナ(大麻)について
街中にあるマリファナショップ
なお、日本の大麻取締法により、海外での大麻所持・譲渡も違法で刑罰の対象になるそうですよ。
車の運転について
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ダウンタウンの運転は、ライトレールや自転車に気をつけて
日本人が運転の際に気をつけたいのは、通学路の制限速度を守ること、スクールバスがストップサインを出したら必ず止まること、基本、赤信号でも右折が可能なことなど。また、自転車の利用者が多いので、サイクリストにも注意が必要です。
なお、ポートランドのドライバーは、雪に慣れていないため、少しの降雪でも交通網は麻痺してしまいます。多くの店舗も雪が積もると閉店するため、お出かけ前に営業するのか予めチェックしてくださいね。