新リゾートもオープン!海外のおすすめ水上コテージ
モルディブのビーチ
水上コテージのツートップといえば、モルディブとタヒチ。モルディブは王道に加え、新しいコンセプトを携えた新リゾートが続々と登場。タヒチもリノベーションを行うなど、話題に事欠きません。ハネムーナーに人気のツートップの、今おすすめの水上コテージを厳選してみました。
奇想天外なアイデアの進化系水上コテージ「モルディブ」
リゾート・ラッシュ継続中のモルディブ。新しいアイデアを次々と取り入れ、まるでリゾートの見本市のような状況になっています。水上コテージも、多種多様。かつてはラグジュアリー一辺倒でしたが、オールインクルーシブやミレニアル世代に向けたリゾートなど、ゲストのターゲットをハネムーンに限らず、ファミリーやミレニアム世代、女子旅にも目が向けられてきているようです。
1.シックスセンシズ ラーム/モルディブ
2階建て、広さ108平方メートル以上
ラーム環礁における、目下、唯一のリゾート。97棟のビーチフロント&水上ヴィラがあり、部屋タイプはほぼ半々の割合。水上にはラグーンオーシャンヴィラ、オーシャンウォーターヴィラ、ラームウォーターヴィラが中心となり、広さ108平方メートル以上。海を満喫できる仕掛けがあちこちに用意されています。
ガラス製のバスタブ。海の中がのぞけます
デッキテラス上にはガラスのダイニングテーブルやビーチベッド、2階にはデイベッドなど、トイレの床も一部がガラス張りです。そして極め付けがバスルーム! なんとバスタブがガラス製で湯船に浸かりながら、海の中が見えるのです。夜、お湯をためている様子をみているだけでも、リラックス効果がありそう。
また、このリゾートのお楽しみは「アイス&チョコレートスタジオ」。42種ものアイスクリーム&ソルベが食べ放題。どれも美味しそうなので、目指せ、全種類制覇!
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2.オーゼン バイ アトモスフィア/モルディブ
ワンランク上のオールインクルーシブ制
2016年7月にオープンしたラグジュアリーなオールインクルーシブリゾート。南マーレ環礁に位置するので、空港からスピードボートで約45分、夜着でもその日のうちにインできます。
4泊以上なら、水中レストラン利用の特典付き
“アトモスフィア・インダルジェンス”というワンランク上のオールインクルーシブには、シャンパンブレイクファーストや1日2回のスノーケリングツアー、ミニバーも宿泊料に込み。4泊以上ならば水中レストランのM6m(マイナス・シックス・メートル)での食事や、スパまたはダイビングの特典付き。
90のゲストルームのうち、“ウィンド”というカテゴリーの水上コテージは、49棟。うち24棟が長さ8メートルのプライベートプール付きです。
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3.ギリランカンフシ/モルディブ
海を眺めるためのスペースがヴィラ内のあちこちに
北マーレ環礁に位置する、かつての“ソネバギリ”。45棟すべてが水上コテージで、広さ210平方メートル以上。2階建てで、1階には屋外リビングや海に張り出したデッキテラス、2階には屋上テラスなど、ラグーンを愛でるためのスペースがあちこちに。流木風のウッドを多用しつつ、ビビッドな差し色がアクセントとなったナチュラルなデザインも人気の理由です。
各戸に用意された船で渡る「クルーソー・レジデンス」
桟橋で島と結ばれていない、ボートでアプローチするスタイルを最初に取り入れたのも、こちら。「クルーソー・レジデンス」では各戸にモーターボートまたは平底船が用意されています。
すべての部屋に“ミスター・フライデー”という専属バトラーがスタンバイ。レストランもスパも水上に築かれているのもポイントです。
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4.フィノール/モルディブ
”レトロシック”をコンセプトにした、ポップなリゾート
バア環礁に位置。“レトロシック”をコンセプトに掲げ、60~70年代のテイストでまとめたリゾート。たとえばコンセルジュデスクが、フォルクスワーゲンのピンクのバンを改造したものだったり、シャンパン専用の青い電話があったり、遊び心がたっぷり。音楽と笑いにあふれ、ビーチパーティー好きにとって大好物な雰囲気。
約1.8キロ続くサンドバンク。突端にはシーフードレストランが
水上コテージはラグーンヴィラ、オーシャンプールヴィラに加え2ベッドルームのプール付きタイプも。ボヘミアンスタイルのラグーンヴィラは145平方メートル。フレンチリビエラカラーのオーシャンプールヴィラは、インフィニティプール付きで広さ180平方メートル、サンセット側にあるのもポイントです。
約1.8キロ続く真っ白なサンドバンクも、この島の大きな魅力。サンドバンクの突端にあるシーフードのレストランも人気です。
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5.シュヴァル・ブラン・ランデリ/モルディブ
天井は高さ7メートル、仕切りを取り外せば一間になる造り
ルイ・ヴィトンなどハイエンドブランドを傘下におさめる、ラグジュアリー界のコングロマリット、LVMHグループが手掛けるモルディブきっての豪華リゾート。ヌーヌ環礁にあり、6つの島に展開しています。
部屋名に”ガーデン”がつくタイプは、裏手にガーデンを持ち、水上とビーチのいいとこどり
水上コテージはウォーターヴィラ&ラグーンヴィラ、そして背後はビーチながら表は海に面した合体型のガーデンウォーターヴィラとラグーンガーデンヴィラ。デザインを担当したのは
ワン&オンリー・リーティ ラのジャン・ミシェル・ギャシーなので、どことなく雰囲気が似ているかも!? “ロフティ・カセドラル・スタイル”と名付けられた各ヴィラは天井の高さ7メートル、仕切りを取り除くとリビング、ベッドルーム、バスルームがひと続きになる造り。アメニティの充実ぶりも、圧巻です。
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ポリネシアスタイルの南の島らしいスタイルを貫くタヒチ
タヒチ ボラボラ島のビーチ
タヒチではパンダナスの葉で葺いた屋根の伝統的なポリネシアスタイルの水上コテージ(タヒチでは“水上バンガロー”と呼びます)が特徴。室内ではガラス張りになった床の一部から水中を覗くことができたり、ガラスのテーブルの天板を開くとお魚にパンくずを上げることができたり。朝食をカヌーで運び、テラスにセットをしてもらう“カヌーブレイクファースト”というサービスも人気です。南の島らしい滞在が叶えられそう。水上コテージが多いのはボラボラ島やモーレア島です。
6.コンラッド ボラボラヌイ/タヒチ
2017年4月に全面リニューアル。2階建てヴィラを最初に導入
かつてのヒルトン ボラボラヌイ リゾート&スパが、2017年4月全面リニューアル。まったく新しいリゾートとして、オープン。ボラボラ島の西側の沖に浮かぶモツ・トゥープアの入り江に立ち、遮るもののない水平線に沈むサンセットが期待できます。
タヒチで最初にカタマランネットを導入
114室のうち、水上コテージは86室。広さは117平方メートルのゆったりとした間取りで、タヒチでは珍しい“カタマランネット”(水上に張り出したハンモックのようなもの)を採用。美しいラグーンの風景が広がる、大きな窓も特徴です。また、2階建ての水上ヴィラ(2ベッドルーム)も話題に。2階にはサンデッキと室内サウナもしつらえた、豪華版です。
リゾートは無人島のモツ・タプをもち、カップルに向けたロマンティックディナーやイベントを用意。
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7.インターコンチネンタル ボラボラ リゾート & タラソスパ/タヒチ
2017年7月にプール付き水上ヴィラ10棟がお目見え
ボラボラ本島の東側に位置し、島の象徴オテマヌ山を望むロケーション。“シック&ワイルド”をテーマにした、全室水上ヴィラのラグジュアリー・リゾート。2017年7月1日にプール付き水上ヴィラが10棟オープン、2017年12月には最上級の“ザ・ブランドスイート ボラボラ”(1ベッドルームと2ベッドルームあり)が登場。オテマヌ山を正面に望むベストなロケーションに立ち、2ベッドルームは2階建て321平方メートルもの広さを誇ります。
オテマヌ山と向かい合うロケーション
従来の水上ヴィラは、広さ95平方メートル(テラス部分30平方メートル)。エメラルド、サファイア、ダイヤモンド、オテマヌビューダイヤモンドの4タイプがあり、レイアウトは同じ。ビューと立地によって、タイプが異なります。
こちらのリゾートはタヒチ初の海水を使ったセラピースパ「ディープオーシャンスパ」が有名。姉妹ホテルがボラボラ本島にあります。
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8.フォーシーズンズリゾート ボラボラ/タヒチ
水上コテージは100棟、うちプライベートプール付きが15棟
ボラボラ本島の北東に浮かぶモツ(小島)に位置し、オテマヌ山の向こうに夕日が沈むロケーション。107棟の客室のうち、ラグーンを囲むように2本のびた桟橋に展開する100棟が水上コテージ。そのうち、15棟にプライベートプールが付いています。こちらは朝食を海からカヌーで運んでもらう、カヌーブレイクファーストもリクエストできます。
世界中のどの国においてもフォーシーズンズのスタンダードとされる上質なサービスが受けられるのは、さすが。
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9.インターコンチネンタル モーレア リゾート&スパ/タヒチ
バンブーやパンダナスの葉など、ナチュラルな建材を使用
モーレア島の北西に位置。11ヘクタールもの敷地には、イルカと触れ合えるドルフィンセンターや、タヒチにおける草分け的存在のエレンスパ、海ガメのリハビリを行うケアセンターなど、ファシリティが充実しています。
スイートタイプの水上バンガロー。リビングのソファはベッドにも
144の客室のうち、水上コテージは49棟。直接ラグーンに下りられるテラスには、ガゼボやサンベッドが置かれています。スイートタイプで広さ65.4平方メートル。キングまたはツインベッドで、リビングにはソファベッドも。ハネムーナーのみならず、ファミリーでの利用もアリです。
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10.星野リゾート Kia Ora ランギロア/タヒチ
目覚めて最初にラグーンが目に入る、ベッドの配置
国内線で約1時間のツアモツ諸島に属する、世界で2番目に大きなランギロア環礁に位置。旧ホテル・キアオラが2015年4月より星野リゾートにリブランド。
客室はすべて独立型。65の客室のうち、水上コテージは10棟。モダンなデザインにポリネシアの伝統様式を取り入れた客室は、広さ74.5平方メートル。ラグーンへ直接下りられるテラスは29平方メートルもあり、ゆったり。ベッドは横になりながら、大きな窓からラグーンが眺められる配置。フロアガラスから魚たちの様子を部屋の中からも見ることができます。
世界で唯一の環礁で作られたワインや、ラグーンで獲れたマグロのポワソンクリュなど、ランギロアならではの食も楽しみ。伝統的なトリートメントが受けられるスパもあります。
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