初心者にお勧め!4万円台で買える好業績割安銘柄4つ
調整局面が続く株式市場ですが、だからこそ、優良株を割安で購入出来るチャンスとも取れると思います。今回は初心者でも手がけやすい4万円台から購入可能な業績好調の割安株を4銘柄、ご紹介してみたいと思います。選出方法については、まずは4万円台で購入出来るとなると低位株が多いので、財務面で問題がないかを確認しました。そこから業績面を確認しました。減益の場合でも、先行投資や構造改革の影響であれば、有望と判断しました。つまり、財務面の安全性と、業績面の伸び余地の両面から3銘柄を選出しました!
皆様の銘柄選びのご参考にして頂ければと思います!
ゼニス羽田ホールディングス<5289>
●ゼニス羽田ホールディングス<5289>2018年4月13日株価 401円
最低購入単価:4万100円
PER 12.3倍
PBR 1.22倍
予想配当利回り 2.24%
ゼニス羽田ホールディングス<5289>とは、ハネックス、日本ゼニスパイプ、羽田コンクリート工業の3社が2014年に合併した持ち株会社で、マンホールや下水道関連、防災関連とそれぞれの強みを生かした経営を行っています。
コンクリート等の製品事業を主力とし、マンホールや雨水対策システムなどで国内シェアトップ製品を複数展開しています。足元では、コンクリート等製品の出荷の順調な推移に加え工場の生産効率向上が寄与し、2018年3月期の業績を上方修正しています。また、防災・工事部門で大型物件の受注を獲得しており見通しの明るさが確認できます。さらに、電線地中化の動きも共同溝を手掛ける同社にとって追い風となると見られ、2020年の東京五輪を前に業績の押し上げが期待されます。
キョウデン<6881>
●キョウデン<6881>2018年4月13日株価 432円
最低購入単価:4万3200円
PER 14.6倍
PBR 1.71倍
予想配当利回り 1.62%
キョウデン<6881>は、東証二部の時価総額226億円の小型株という地味な銘柄ですが、プリント基板の設計から製造、実装、技術開発まで一貫して手掛ける中堅メーカー。試作開発品を得意とすることから、国内外の産業機器や車載機器を中心とした開発の活発化が追い風となって受注・売上ともに想定以上で推移しています。
また内製化などで採算性が改善し、18年3月期1-3四半期は大幅増収増益を達成。さらに通期業績と配当を引き上げるなど、見通しは明るく、株価は上昇を目指すのではないかと思います。
日本コンクリート工業<5269>
●日本コンクリート工業<5269>2018年4月13日
株価 442円
最低購入単価:4万4200円
PER 21.3倍
PBR 0.73倍
予想配当利回り 1.58%
建物を支える基礎杭(パイル)をはじめ、コンクリートポール、土木製品、建築製品など、様々な分野のコンクリート製品を取り扱っています。アンテナ用ポールなどポールは、電力会社およびNTT向けに強く、国内トップシェアを誇ります。
基礎杭の旺盛な需要を着実に取り込み、業績は好調。過去最高純益更新の見通しとなっており、豊富な受注残高をベースとした増益基調が続くと思われます。増益見込みを考慮すると現在の株価には割安感があり、いずれ上昇を目指せると思います。
TYK<5363>
●TYK<5363>2018年4月13日株価 406円
最低購入単価:4万600円
PER 20.6倍
PBR 0.72倍
予想配当利回り 1.48%
鉄鋼用耐火煉瓦の最大手メーカーで、坩堝で国内トップシェアを誇ります。鉄鋼をはじめ、窯業や電気機器など高温・高熱を発する製造現場に欠かせないレンガなどの耐火物製品やファインセラミックス製品などを製造販売しています。
足元の業績は鉄鋼向け新素材ともに伸長しており好調。原料高による利益押し下げ影響も、需要増で相殺され、増益基調が続くと見られます。景気動向に左右される製品を手掛けていることから景気改善の中では業績の伸びが期待できます。その点を踏まえると同社株には上昇余地があると思います。
参考:日本株しっかりサポートナビ
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。