多額の住宅ローンを抱え、生活費もギリギリ。今後が不安です……
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、貯金は1000万円もっているものの、住宅ローンを抱えて、今後のマネープランがいろいろと不安な43歳一人暮らしの会社員女性。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談はすべて無料になります)【編集部からのお知らせ】
オールアバウトでは住宅・教育に絞った家計のシミュレーション診断を行っております(相談は無料です)。診断希望の方は以下のフォームからご応募ください。
・住宅購入や住宅ローンの試算はこちら→『住宅のお金シミュレーション診断』
・教育のお金に関する試算はこちら→『教育のお金シミュレーション診断』
■相談者
りくさん(仮名)
女性/会社員/43歳
持ち家・マンション
■家族構成
一人暮らし
■相談内容
無理してマンションを購入(物件価格4300万円・3LDK)し、2700万円の借入があります。毎月の生活費がギリギリです。年金保険の加入を考えていますが、手取りが少ないので困っています。老後資金が不安です。10年後に住宅ローンの繰上返済をしたいのと、クルマの買い替えが必要な場面に備えたいのですが、資金的に可能かどうか心配です。保険が手薄なことも心配ですが、上手に資金運用できる方法があれば教えていただきたいです。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)住宅ローン・固定資産税について
・ローン開始年/2017年
・借入額/2700万円
・借入年数/35年返済
・金利/変動 0.65%
・・・・・
固定資産税額(年額)20万円
(2)年間のボーナスの使いみち
住宅ローンのボーナス払い分/30万円、固定資産税/20万円、貯蓄/60万円
(3)定年について
退職金制度はあるが、金額は不明。また、定年延長制度もある。
(4)親兄弟等と実家について
兄弟は結婚している。両親がどちらか他界したら、実家もしくは今住んでいるマンションを売却(または賃貸)にする予定。
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 繰上返済は10年後にこだわらず早めに行う
アドバイス2 死亡保障は必要なし、医療保障は入院5000円で十分
アドバイス3 老後資金づくりはiDeCoを利用、加えて65歳まで働く
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