食品値上げへの家計対策とは?
この数年、食品の値上げが止まりません。原因は原材料高騰が大きいと思われますが、他にも人件費や配送料のコスト高も影響しているのではないでしょうか。食費に関わらずインフレ傾向にあることは間違いありませんね。今後も食品の値上げは続くと思われます。家庭でどのように対策を取ればよいのかをお伝えしましょう。1.買い物する店の特性を踏まえ、買う順番を考える
食費を節約するうえで、「安く買う」ことは重要です。しかし「安かろう悪かろう」では意味がありませんので、どこで買えば良い商品が安く手に入るのかといった買い物力を上げていきましょう。使用頻度が高いものほど安く手に入れるのがポイントです。ドラッグストアでは、医薬品だけではなく、日配品や食品を置いている店が多く、その商品がどれもスーパーより安く価格設定されています。ドラッグストアで先に買い物をして、ドラッグストアに置いていない生鮮品だけをスーパーで買うようにすれば、食費はグッと抑えることができます。
大手のドラッグストアやスーパーは大量に仕入れることができる分、消費者に安く提供することが可能です。さらにPB商品を使いこなせば、食品や日用品の節約は難しくありません。
2.料理の腕を上げる
冷蔵庫にある食材だけで料理を作ったり、価格が安価で栄養価の高い旬の食材を多く取り入れた料理や時短料理を作ったりするには、やはり「料理の腕」が必要です。最近の食費事情を調べると、外食は減っていても、お惣菜に対する費用が増えていることが統計から分かります。働く女性が増えれば、当然お惣菜が増えて仕方ありませんが、食費が増えすぎないように「作り置き」料理なども覚えていきましょう。
料理の上手な主婦は、美味しく栄養のある食事を作るうえに食費の節約も上手なので家族の「宝」になり、自分と家族の幸福度は上がります。
3.世帯収入を増やそう
節約には限界があります。物価上昇に対し、「節約」だけで乗り切るのは家計から見ても精神的にも限界があるでしょう。とくに子どもがいる世帯では、必要経費は増えるのに節約だけで乗り切るのは無謀と言えます。だからこそ、パートから正社員になるなど、世帯収入をアップさせる努力が必要です。有効求人倍率が高く、女性が働く環境が整いだした今、「時代」を味方につけて仕事に就くことができれば、世帯収入はぐんとアップします。自分に自信が無ければ、資格取得や職業訓練校などでスキルアップもよいでしょう。
食品の値上げに対する家計対策を3つのポイントに分けてお伝えしました。自分と家族を守るために、できることから早速始めてみませんか。
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