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子連れ旅行におすすめのビーチランキング

小さい子供を連れたファミリー旅行で気を付けた点をアドバイス。おすすめのビーチリゾート10選をランキング形式で発表します!

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

大人も子供も「みんながハッピー!」が基本

子連れ旅

子供もパパ&ママも、みんなが楽しい旅であることが大切です


ファミリー旅行において、移動やステイ先、スケジュール管理などは、子供の負担にならないよう気を付けたいところ。そして、好奇心を刺激する体験をたっぷりさせてあげたい。そしてもちろん、パパ&ママも旅を満喫しないと! 家族みんながハッピーになれる旅先選びのアドバイスを!
 

フライトは直行便を選びたい

子連れ旅行の一番のハードルといえるのが、移動。特に周囲の目が気になる飛行機内はヒヤヒヤものです。大人だって、長時間のフライトはただでもキツいし、シートにじっとしていなくてはならないのはストレス。しかも乗り継ぎがあると、空港内での移動や搭乗待ち時間などで、疲れも倍増。フライトはできるだけ短め、乗り継ぎがないことが望ましいです。

深夜に日本を出発するフライトを利用して、寝ている間に移動してしまうのもテです。その場合、現地に早朝に到着するので、ステイ先に早めに入室できるよう、アーリーチェックインを手配しておくと、便利です。飛行機は寝ても寝た気がしないというか、疲れがたまるもの。到着してすぐに観光へ出かけるより、午前中はホテルで休んだ方がその後の行動に違いが出てきます。

機内でのバシネットやキッズミールなどのリクエストは旅行の申し込み時にお願いしましょう。フライト前に空港内のキッズグラウンドなどでたっぷり遊ばせておけば、遊び疲れてすぐに眠ってくれるかも。

 

ホテル選びはキッズ用プールとキッズクラブの有無をチェック

子連れビーチ

キッズクラブやキッズプールが充実しているリゾートホテルはファミリーウェルカム!

ステイ先はファミリーに理解の深いところを選びましょう。各種施設を揃えた大型リゾートホテルは、キッズクラブやキッズプールなど、ファミリーが過ごしやすい環境が整っています。中にはキッズの食事は無料、7歳まで親との添い寝は無料など、お財布にやさしいサービスを用意しているところも。

一方、「16歳以上」と大人オンリーであることを表明しているホテルなら、わかりやすいのですが、判断が難しいのがこぢんまりとした憧れ系リゾートホテル。手っ取り早いチェックポイントは、キッズプールやキッズクラブの有無。でも、そうした施設がなくても細やかなサービスが受けられるケースもあるので、ホテルへの問い合わせやゲストの口コミをチェックするのもお忘れなく。
 

ファミリーにおすすめのビーチリゾートBEST10!


移動のハードルの高さや、ファミリー率の高さ、現地受け入れ態勢の充実度などから、ファミリーにおすすめしたいビーチリゾートを選んでみました。旅先選びの参考に!
 

10位 プーケット(タイ)

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世界遺産を目指しているプーケットタウン。ビーチ以外の魅力も脚光をあびています

タイの玄関口となるバンコクで継ぐ点で、ややハードルがアップ。羽田便のバンコクエアウェイズ(JALと共同運航)の深夜便でスワンナプーム空港へ、あるいはLCCのエア・アジアの夜便でドンムアン空港へ。その後、国内線への搭乗待ちは1時間25分~2時間15分で、比較的ラクです。時差もマイナス2時間なのでカラダへの負担も少ないでしょう。プーケットでは象の背中に乗ってのトレッキングや独自の伝統文化体験が楽しみ!
 


 

9位 パラオ

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海に浮かぶロックアイランドの絶景は親子ともに感動の嵐!


“ロックアイランド”と呼ばれるマッシュルーム型の島々が浮かぶ、絶景ビーチのパラオ。無人島に上陸したり、イルカと遊んだり、スノーケリングに挑戦したり、豊かなマリンライフに触れることができます。レギュラーの直行便は5月からなくなりますが、JALのチャーター便が狙い目です。チャーター便なら乗り継ぎなしで日本とパラオを結び、所要時間はたったの4時間30分! ただし、日程が限定されているので、9位に…。
 


 

8位 セブ(フィリピン)

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大型ホテルがビーチ沿いに並ぶセブのマクタン島

成田からは複数社のエアラインが、関空からもフィリピン航空が直行便を飛ばしています。所要時間は5時間前後。時差はマイナス1時間。セブのマクタン島には各種施設を揃えた大型デラックスホテルがあるのもポイントです。大充実のキッズクラブやキッズプールが整ったシャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブや、キッズに人気のウォーターパークがあるJパーク・アイランドリゾート&ウォーターパーク・セブなど、リゾート内だけでも遊びきれないほど。物価が安いアジアというのも、魅力です。
 


7位 ダナン(ベトナム)

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直行便が就航以来、人気継続中のベトナム中部ダナン

2014年に直行便がスタートし、ここ数年、人気継続中のダナン。2017年には関空からジェットスター航空の直行便も登場。所要時間は東京からは約6時間、関空からは4時間45分。
 
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世界遺産のホイアンも合わせて満喫できるのがダナンの魅力


ダナンでは世界遺産の風情溢れる港町ホイアンとビーチ、両方が楽しめます。地元のB級グルメも美味! がんばれば、ミーソン遺跡やフエなど、さらに2つの世界遺産を訪れることも。時期によってはツアー料金が4日間4万円を切ることもあるので、こまめにチェックを。
 


6位 コタキナバル(マレーシア)

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コタキナバルの街からボートで約20分で海洋公園へ

成田から直行便で約6時間10分。時差はマイナス1時間。ボルネオ島の玄関口であるコタキナバルは、沖に浮かぶ海洋公園と、キナバル山方面への拠点となります。キナバル山は温泉やジャングル体験(運が良ければ巨大なラフレシアの花が見られるかも)の日帰りツアーがオススメ。テングザルやホタルの木が見られるリバークルーズ、オランウータンのいる動物園への日帰りツアーもあります。でっかい自然体験を!
 


5位 バリ島(インドネシア)

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サンセットになると人が集まる南部のクタビーチ

成田と関空から直行便が運行、所要時間は7時間20~40分と、やや遠いけれども時差はマイナス1時間とカラダ的にはラク。成田からはLCCの直行便もあり、予算をおさえられるのもメリットでしょう。
 
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美しいバリ島の伝統舞踊にキッズもうっとり

バリ島はステイ先の選択肢が豊富なのも強みです。大型ホテルならば、キッズプールやキッズクラブはもちろん、伝統文化体験などのプログラムを用意しているところも。独立型のヴィラならば、多少騒いでも周囲の視線を気にすることがありません。ただし、プライベートプール付きヴィラは深さがあるので、子供が成長してからがいいでしょう。
 


 

4位 サイパン(北マリアナ諸島)

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サイパン沖に浮かぶマニャガハ島。各種マリンスポーツが楽しめます

日本から行きやすい海外ビーチのサイパンでしたが、成田からの直行便が5月から運休してしまいます。2018年5月以降はグアムまたは釜山などで乗り継ぎになります。LCCが飛ぶのでは?というウワサが実現することを待ちましょう。サイパンはファミリーに対する理解が深く、ホテルやレストランでのキッズ向けサービスが充実しています。時差はプラス1時間。平均気温は27度、通年過ごしやすいです。
 


 

3位 ハワイ・オアフ島(アメリカ)

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大人気のハワイ。子連れ旅行のサービスは申し分なし。時差のツラさだけがネックかも…(C)Hawaii Tourism Authority

成田・羽田・関空・中部・福岡・札幌など、国内6都市から直行便で結ばれているハワイ・オアフ島。キッズ向けサービスがあれこれ付いたパッケージツアーが豊富、かつファミリーへの対応になれているので、細やかなサービスが受けられます。ホテルではキッズ向けに伝統文化のプログラムを用意しているところも。ただし、時差はマイナス19時間。フライトの所要時間が行きは約7時間20分ながら、帰りは約9時間20分とやや長いので、カラダへの負担はややアリ……。
 


 

2位 ケアンズ(オーストラリア)

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世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフへ。海への興味が高まる旅に

成田・関空からジェットスター航空が直行便を運行し、所要時間約7時間30分。時差はプラス1時間。ケアンズはグレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林、海と山の2つの世界遺産の拠点になります。
 
子連れビーチ

お部屋にコアラを呼ぶサプライズを用意(有料)しているプルマン リーフ ホテル カジノ ケアンズ


コアラやカンガルーなど、オーストラリアならではの動物との出会いも楽しい思い出に。文化体験も好奇心を満たしてくれるはず。南半球とはいえ、年間平均気温は29度、最も涼しい冬(6~8月)でも17.5~26度。一年中、快適に過ごせます。
 

1位 グアム

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近場といえど、透明度の高さが侮れないグアム

日本から約3時間30分、いちばん近い海外ビーチリゾート、グアム。ホテルでは日本語スタッフがスタンバイ、キッズミールやキッズ料金などを設定するなど、ファミリーに対しカユいところに手が届いたサービスが受けられます。レストランも日本語メニューを用意するなど、はじめての海外でも安心。
 
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タモン内なら赤いシャトルバスを利用すればレンタカーなしでも過ごせます

ただし、2018年1月からデルタ航空が運休。座席数の不足が心配されましたが、JALの成田―グアム便は2018年3月25日~10月27日まで期間増便を行います(1日2便に)。大阪からLCCのティーウェイ航空も運行。
 




 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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