家族の誕生日に!記憶に残る手作り似顔絵クッキーはいかが?
家族の誕生日に
似顔絵クッキー作りは、母の思い出から始まった
そもそもなぜ似顔絵クッキーを作るようになったかというと、母の影響です。私が小さいころ、母が毎年の誕生日に焼いてくれていたことが、今でもずっと記憶に残っているからです。私が初めて焼いてみたのは、第一子である長男が1歳の誕生日を迎えたときのこと。我が子のために何をしてやれるかなと考えたとき、「そうだ、似顔絵クッキーだ!」と思いついたのです。
なにぶん初めてだったので、出来は素人そのもの。でも、「この子も大人になったときに思い出してくれるかな」と思いながらクッキーを作っているときの気持ちは、とても特別な感覚でした。
毎年クッキーを焼いてくれていた母の気持ちが手に取るようにわかり、自分も親になったのだなとしみじみ感じたものです。
我が家の伝統になった似顔絵クッキー作り
長男6歳の誕生日。大好きだったピアノも作りました
今年11歳になる長男に聞くと、さすがに1歳の誕生日の記憶はないけれど、2歳の誕生日からは記憶に残っているそうです。やはり、毎年続けていてよかったと思います。
親から子へ、子から孫へ
ママの誕生日には2人でそれぞれオリジナルクッキーを作りました
たとえば昨年の妻の誕生日には、私が生地を作り、6歳と10歳がそれぞれに似顔絵を描いてクッキーにするという分担で作業が進みました。2人ともすっかり手慣れたもので、私が手を出さなくても自分たちで全部できるレベルに達しています。
2人が親になったとき、同じように続けてくれるかな? 孫の誕生が、今から楽しみです。
似顔絵クッキーの作り方
最後に、我が家流の似顔絵クッキーの作り方を載せておきます。何のことはない普通のクッキーなので、本格的なお菓子作りをしている人には参考にならないかもしれません。でも、初めて作る人の参考になれば嬉しいです。0. 材料・道具の準備
- マーガリン60g
- 砂糖 40g
- 小麦粉 120g
- ココア適量(小さじ2ぐらい)
- はかり/ジプロック/麺棒/鉄板/オーブン
- 紙とペン
1. あらかじめ似顔絵を描いておく
かきかき by 兄(当時6歳)
かけたー!
2. 生地を作る
マーガリン、砂糖、小麦粉(ふるわない)の材料を、ジプロックに入れて揉むだけでOK。
3. 生地に色を付ける
(1) 色を付けたい分だけ分ける
分けましょう
(2) 市販のココアを入れる
ジップロックでやってもOKです(そのほうが簡単)
(3) 混ぜ混ぜ
色が均等になるまで
(4) 色つき生地の完成
色が付きました
4. 成型
福笑いの要領で
5. オーブンで焼く(180℃で20分)
6. できあがり!
2歳おめでとう!似てるかな?
我が家流の伝統を作る意義
本記事では我が家の伝統、似顔絵クッキーについて紹介しました。最初はなかなかうまくできないかもしれません。でも、続けるうちにコツがつかめてきます。
いえ、家族の思い出になれば、出来・不出来はどうでもいいと思っています。やること、続けることに意味があるのです。むしろ、出来は悪いぐらいのほうが思い出に残るでしょう。
皆さんも、クッキーに限らず、我が家オリジナルの伝統を作ってみてはいかがでしょうか。子供たちの記憶に残るのはもちろん、いつか引き継いでくれるのかなと、30年後の楽しみが増えますよ。