2人目の子どもも欲しいが経済的に厳しいならあきらめるべき?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、夫が転勤の多く、どのタイミングでどの程度の住宅を購入していいか悩んでいる30歳の主婦の方。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談は無料になります)■相談者
晴れ時々雨さん(仮名)
女性/パート・アルバイト/30歳
賃貸住宅
■家族構成
夫(会社員/31歳)、子ども(1歳)
■相談内容
35歳までに家を建てたいが夫が転勤ありの為、どのタイミングで建てるべきか。また、そもそもこの貯金額、ペースで家を建てる事は可能なのかわからず不安。子供も出来れば2人目も欲しいが、金銭面で苦労するのであれば諦めようと思っている。子供が幼稚園に入れば、パートの時間を増やそうと思っていて、小学校に上がれば正社員での勤務を希望している。また、保険も適正かどうか心配です。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)自動車ローンについて
現在のローン残高110万円、完済時期2020年7月。
(2)夫の転勤について
転勤は頻度も期間も場所も、まったく読めない。子どもが小学校にあがるまでは、夫の転勤に家族帯同の予定。それ以降や住宅購入後については、単身赴任を検討するかもしれない。ただし、夫は家事全般が一切できず、毎食外食またはコンビニのお弁当などになり、結果食費がかかる。別々で暮らすとなると、それぞれお互いに生活費がかかるので貯金もできなくなるのが不安。県外の転勤の場合のみ、住宅手当が4万円まで出るとのこと。
(3)住宅について
新築一戸建て希望。今希望している土地は、土地代1500万円、建物2000~2500万円です。「この金額は無謀なのか1番今回相談したいところです」(相談者コメント)
(4)ボーナスの使いみち(昨年例)
自動車ローンのボーナス分/40万円、車税金/7万5000円(普通車2台分)、車検/15万円(毎年それぞれの車検有)、冠婚葬祭や出産祝いなどの交際費/15万円、旅行/10万円、残った金額は生活費の補てんか貯蓄。
(5)加入保険について
夫/生命保険(定期タイプ、死亡保障1000万円、入院3000円、がん入院は限度日数なし)=毎月の保険料9487円
妻/生命保険(定期タイプ、死亡保障300万円、入院3000円、がん入院は限度日数なし)=毎月の保険料7525円
子ども/学資保険(15歳満期、満期金200万円)=保険料9867円
(6)奥様の収入について
勤務時間を増やした場合、毎月10万円~。正社員となった場合、毎月15万~18万円、ボーナス年間40万~60万円。
(7)自動車保険は
事故率が高く車両保険を外せない状態
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 賃貸であれば老後資金3200万円+退職金
アドバイス2 住宅費用は予算2500万円が上限
アドバイス3 妻が正社員になった時点で再度考えてみる
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