3月は中小型株を狙うべき?

3月は、大半の企業において3月期決算の業績が確定します。また決算にともない、株主優待や配当の権利も確定する月です。この時期は、機関投資家や3月決算企業が決算対策の株式売却を行う反面、企業やファンドが年度末の決算内容をよく見せるために自分で買いを入れるドレッシング買いが出たりするため、株価が大きく動くといわれています。

今回は、このような3月相場の傾向について、過去の株価データを用いて調べてみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990年3月1日~2020年1月31日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・2月末の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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2月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に勝率が50%以上で損益がプラスならば、3月は株価が上がりやすい月となります。反対に損益がマイナスであるならば、3月は下がりやすい月と言えるのではないでしょうか。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

■株式市場の傾向(3月)の検証結果
システムトレードの達人

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 勝率: 52.41 %
 勝ち数: 46,891 回
 負け数: 42,577 回
 引き分け数: 2,132 回
 
 合計損益(率): 143,036.52 %  平均損益(率): 1.56 %
 合計利益(率): 457,661.77 %  平均利益(率): 9.76 %
 合計損失(率): -314,625.25 %  平均損失(率): -7.39 %
 
 プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 1.455
 平均保持日数: 27.60

以上が、株式市場の傾向(3月)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は52.41%、平均損益は1.56%です。勝率は5割を上回り、1トレード当たりの平均損益もプラスとなっていることから、3月は株価上昇しやすい傾向があると言えそうです。

3月相場は、3月決算企業の決算対策や、機関投資家が運用ファンドの利回り評価引き上げを目的としたドレッシング買いが入りやすい月といわれています。また、個人投資家も配当や株主優待権利を目的に買いを入れる傾向にあります。一方で、法人企業や機関投資家が決算対策に株式を売却することから、売りも出やすい月ともいわれています。買い勢力、売り勢力ともに材料豊富な3月相場ですが、過去のデータを用いて検証した結果によれば、総合的に見て上昇しやすい傾向があると言えるでしょう。

次は、このような傾向がある3月の株式市場の中で、成績が好調だった個別銘柄をご紹介したいと思います。

 

3月好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

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上記の表は、先ほどの検証結果において勝率の高かった個別銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄を見ると、

ジャパンフーズ<2599>
ジューテックホールディングス<3157>
トランザクション<7818>

などが挙げられます。これらは時価総額が500億円を切っている中小型株です。中小型の銘柄や新興銘柄は、大型株に比べて値動きが激しく、投資家の動向が表れやすいといわれます。そのため、企業による決算対策の売りが一巡した後は買いが入りやすく、株価が上昇しやすいのだと考えられます。

上昇が期待できる3月相場において、値動きの軽いこれら中小型株に注目してみてはいかがでしょうか。 

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
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