シャンシャンで盛り上がる街、上野で御朱印巡りをする
<上野の御朱印お散歩ルート>
- 上野動物園でパンダのシャンシャンを見る
- 上野精養軒でパンダプレートをいただく
- 上野恩賜公園内で御朱印をいただく
- NHK大河ドラマ「西郷どん」ゆかりの地を見学ゆかりの地
- 不忍池から湯島へ向かい、御朱印をいただく
パンダのシャンシャンが産まれ、母親のシンシンとの公開がこれまで抽選制だったのが、2018年2月1日から整理券制の先着順に変更になった。
きっと上野はシャンシャンでさらに盛り上がっているに違いないとのことで散歩しに来たのだ。 前回上野に来たときもパンダで盛り上がっていたが、上野恩賜公園内はもっと盛り上がっていた。動物園の前には行列ができていた。
参考記事:浅草から上野へ!御朱印を集める散歩
すごい行列だが、シャンシャンを見学できるのなら並ぶのも楽しみだろう。
上野精養軒でパンダプレートをいただく
さて、われわれは隣の「上野 精養軒 カフェラン ランドーレ」でランチをいただくことにした。 こちらも行列だ。しかし、行列はどんどん進み、テーブルに案内される。店内は広い。2人、3人、家族連れなど客層はさまざま。お一人様でもきちんと対応してくださっている。 「シャンシャン(香香)ちゃん公開記念」として、限定30食のパンダプレートをいただこうと思うが、限定なので、ドキドキしながら注文。2人とも注文できた。ホッ。
パンダプレートを注文したお客さんにコースターのプレゼントがあった。これはうれしいね。 ほどなくやってきたパンダプレート。見た目も楽しいし、食べてもこれまたおいしい。 大人のお子様ランチというかんじで、楽しい。M美さんは、しきりにビーフシチューがおいしいと言う。僕は小海老のフリッターが気に入った。ちなみに手前のパンダミルクパンはほんのり甘くておいしい。
さて、お腹いっぱいになったところで、近くの神社でご朱印をいただこう。
上野恩賜公園には神社が密集! 御朱印巡りがしやすい
今回の御朱印集めは神社仏閣がかなり密集しているので、かなり巡りやすい。体力に自信のない人でも安心して回れる。まずは上野精養軒のすぐ隣の東照宮。唐門の前には、カメラ置台があって、セルフタイマーで写真が撮れるようになっていた。 こちらで御朱印帳を購入し、今回はここにご朱印を集めていく。 上野東照宮でいただいた御朱印はこちら。ちなみに今回はどのご朱印も初穂料は300円だった。 その隣には上の大仏とパゴダ(仏塔のこと)がある。大仏は人の背ほどの大きな顔だけのもの。 こちらにお参りをし、大仏とパゴダの2か所のご朱印をいただくのは、清水観音堂だ。ちょうど人形供養が行われていた。 まずは、薬師如来。
そして、こちらが上野大仏の御朱印。 当然ながら、清水観音堂の御朱印もいただこう。 さらに、このあたりにいくつかの神社がある。
まずは、花園稲荷神社。並んだ鳥居が印象的だ。 こちらでいただいた御朱印。 さらにその隣には、五條天神社さんがあった。お参りをして、御朱印をいただこう。 五條天神社の御朱印はこちら。 さて、ここで御朱印集めはひと休み。今年のNHK大河ドラマ『西郷どん』の主人公でもある、西郷隆盛の像にご挨拶をしよう。
NHK大河ドラマ「西郷どん」ゆかりの地
上野公園で有名なのは西郷隆盛像。こちら。そうだ、先ほど上野精養軒で買ってきた「西郷せんべい」をいただきましょうか。 まさに、おせんべいは、この銅像を模した形になっている甘い瓦せんべい。おいしい! 1868年、江戸城は西郷隆盛と勝海舟の会談により、無血開城となったが、それを不服に思う武士が上野寛永寺に立て籠った。
新政府軍の司令官は長州出身の大村益次郎は寛永寺に集まった武士たちを武力制圧することを計画。大村は、寛永寺の三方に兵を配置し、根岸方向をあけて、逃走経路になるようにしておいたのだそうだ。
新政府軍から宣戦布告がされ、黒門を始め各所で戦端が切られた。本郷にある東京大学のキャンパスはかつて、加賀藩上屋敷だった。そこに佐賀藩のアームストロング砲が置かれ、寛永寺へ打ち込む。これには彰義隊も驚き、根岸方向へ逃走していった。 説明書きがあった。「この壁泉(へきせん)はかつてこの地にあった『黒門』の姿を表現しています」とある。“壁泉”って言葉を初めて見たぞ。スマホからネット検索。壁泉とは、人口の滝をつくる、フランスやイタリアの庭園の技法なんだとか。
上野のお山を降りて、中央通り。草でつくられたパンダを発見。 西郷さんに会ったあとは、再び御朱印集めへ。
上野不忍池から湯島へ。御朱印が合計10集まった
不忍池へ浮かぶ弁天堂へ。かつては舟で参拝したそうだが、今は石の橋ができている。 御朱印を待つ間、弁財天で美のお守りを買い、喜ぶM美さん。 そして、いただいた御朱印がこちら。 不忍池から湯島天神方向へ歩く。取材の日、2月3日は節分ということで、豆まきをやっているようだ。その前に湯島聖天心城院に寄って、御朱印をいただこう。境内には穏やかな顔をしたほほえみ地蔵がいらっしゃった。
そして、御朱印の授与所には誰もいない。代わりにこんなことが書かれている。 応対ができない日は賽銭箱に御朱印代を入れておくこと、だそうだ。
そして、いただいた御朱印がこちら。 そして、もう一枚。こちらは大聖歓喜天の御朱印。 湯島心城院のすぐ先が湯島天神の男坂という石段がある。 ここをのぼって、湯島天神へ。まずはお参りをして、御朱印をいただこう。 この日は2月3日、節分の日なので、豆まきを体験してみた。3時からあるというので、3時少し前に待機。3時半から豆まきがあるそうだ。そのまま、動かず待機せよとのこと。 噺家さんや歌手の方々、福男、福女の方々が豆を撒いてくれる。 戦利品、けっこうあったよ。ってことで、今年もいいことがありますように。 パンダ、御朱印のお散歩、けっこう楽しいコースだった。
上野の御朱印散歩の地図
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