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2018年マイアミビーチ周辺の観光おすすめスポット8選

一年を通して太陽が降り注ぐビーチリゾートとして人気のマイアミビーチ。今回は、夜の観光に人気のオーシャンドライブやインスタ映えする最新スポットなど、ガイドが実際に出かけ読者の皆さんに自信を持っておすすめしたいマイアミ&マイアミビーチの観光スポットを8つ、天候や治安などの基本情報とともにご紹介します

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド

マイアミビーチ周辺のおすすめ観光スポット8選

マイアミビーチundefinedライフガード

マイアミビーチのライフガード・ステーション

一年を通して太陽が降り注ぐ世界屈指のビーチリゾートとして知られるマイアミビーチ。冬場を中心に、全米はもちろん世界中から観光客が訪れる人気の旅行先です。

今回は、ガイドが年始の旅行で実際に出かけ、オールアバウト読者の皆さんに自信を持ってお勧めしたいマイアミとマイアミビーチの観光スポットを8か所ご紹介します。

行き方、天候、ベストシーズンなどマイアミビーチの基本情報

サウスビーチ

マイアミビーチのサウスビーチ

マイアミビーチ(Miami Beach)はアメリカ合衆国最南のフロリダ州にある避寒地として有名な観光都市。州最大のマイアミ市とは別の市ですが、橋でつながる最寄り都市のため、まとめてマイアミと呼ばれることもよくあります。

最寄りの飛行場は、マイアミ国際空港。アメリカン航空のハブで、外国人利用者数も多いアメリカ有数の大規模な空港です。日本からの直行便は無く、ダラス、シカゴ、アトランタなどの空港で乗り換えるのが一般的です。所要時間は、18時間程度。空港からマイアミのダウンタウンまでは、通常車で20分程度かかります。また、マイアミビーチまでは30分程度です。

マイアミは亜熱帯性気候に属し、5月から10月が雨季、11月から4月が乾季にあたります。年間を通して平均気温は25度ほどと温暖ですが、夏は高温多湿で非常に暑く感じます。逆に冬場は、からりとして快適です。 ハリケーンシーズンは、6月から11月後半までで、特に8月中旬から9月後半は注意が必要だと言われています。

観光のハイシーズンは、冬から春にかけての乾季です。特に年末年始は、全米やヨーロッパからも、大勢がビーチでのバケーションにやってきます。この季節は、日中は水着でビーチにいても快適な気温で、日焼け対策も必須ですが、日本人の大人だと海に入って遊ぶには、水が冷たすぎると感じるかもしれません。

マイアミの治安情報

セレブ達が集まる高級リゾートとして知られるマイアミビーチはきらびやかで安全なイメージがありますが、やはり日本とは違い、治安面では注意が必要です。例えば、カバンで席を取ったり、ビーチに荷物を残して海に入ったり、人通りの少ない道を一人で歩いたりすることは避けましょう。

駐車した車に荷物を残す際は、必ずトランクに入れて、外から見えないようにして下さい。クラブなどへ夜遊びに出かける際は、バッグを開けて中身を盗まれたりしないよう、バッグの形や持ち方に注意しましょう。万が一、拳銃を突きつけられた場合は、絶対に抵抗しないように!

観光エリアでいうと、マイアミのダウンタウンやリトル・ハバナ地区は、夜間にふらふらと出歩くことは避けましょう。また、ダウンタウンの北に当たるウィンウッドやリトル・ハイチも同様です。徒歩での観光は日中明るいうちに済ませ、人出が少なくない夜間は、目的地まで車で移動するようにしましょう。

それでは、マイアミならではのおすすめスポットを順にご紹介します。

1.ラムス ・パーク・ビーチ

マイアミundefinedサウスビーチundefined夕焼け

夕暮れ時のラムス・パーク・ビーチ

まずは、ビーチ。マイアミにはたくさんのビーチがありますが、もっともマイアミらしいのが、このサウスビーチの5thストリートから15thストリートまでの間、30ヘクタールを占める公園、ラムスパークに沿った「ラムス ・パーク・ビーチ(Lummus Park Beach)」ではないでしょうか。

鍛えた体を見せびらかすようにエクセサイズに励む人やビーチボールを楽しむ人たち、アールデコ調の絵になるライフガードの小屋、白い砂浜に青い海、それにカモメたち……マイアミに来たら、一度は足を運びたいスポットです。

<Data>
■ラムス ・パーク・ビーチ Lummus Park Beach
住所: 1001 Ocean Dr, Miami Beach, FL 33139(Googleマップ
電話: (305) 672-2014

2.アールデコ歴史地区

オーシャンドライブundefinedアールデコ

アールデコ建築の並ぶオーシャンドライブ

続いては、800軒以上ものアールデコ建築が並ぶという歴史地区。南北は、5thストリートから23rdストリートまでの間のオーシャンドライブ、コリンズ・アベニュー、ワシントン・アベニュー沿いの エリアを言うそうです。

アールデコ・ウェルカム・センター

周辺の観光情報なども得られるアールデコ・ウェルカム・センター


アールデコに興味のある方は、まず「アールデコ・ウェルカム・センター」を訪ねましょう。展示やパンフレット、オフィシャル・ウォーキングツアーまで、アールデコ歴史地区に関する情報が集約されています。また、ギフトショップもなかなかおしゃれな品揃えです。お土産選びにもオススメですよ。

<Data>
Art Deco Welcome Center - Miami Design Preservation League
住所: 1001 Ocean Dr, Miami Beach, FL 33139(Googleマップ
電話: (305) 672-2014

3.サウス・ポイント・パーク

サウス・ポイント・パークundefinedピア

記念写真の撮影にもぴったりのサウス・ポイント・ピア

続いては、マイアミビーチの南端にある公園、「サウス・ポイント・パーク」をご紹介します。このエリアは、ビーチはもちろん、ジョギングコースや子供たちが水遊びのできるウェットパーク、眺めのいいレストランなどがあり、地元っ子や観光客で賑わっています。

また、サウス・ポイント・パーク・ピアを海に向かって歩いていくと、美しい海、マイアミビーチ、ダウンタウンなどの素晴らしい景観を楽しむことができます。アマチュアはもちろん、プロの写真撮影にもよく使われるフォトスポットです。

<Data>
South Pointe Park Pier
住所: 1 Washington Ave, Miami Beach, FL 33139(Googleマップ
電話: (305) 673-7779
開園時間:7:30 – 17:30

4.ウィンウッド・ウォールズ

グラフィティundefinedウィンウッド・ウォールズ

思わず撮影したくなるウィンウッド・ウォールズ

続いては、近年大注目のウィンウッド芸術地区にある「ウィンウッド・ウォールズ」。 こちらも、おすすめのフォトスポットです。

ダウンタウンの北に位置するウィンウッド地区は、以前は治安の良くない倉庫街でしたが、2009年より倉庫の壁を活用してグラフィティ・アートを中心とした再開発プロジェクトが進められ、現在は世界から感度の高い観光客が訪れる場所となりました。
グラフィティundefinedウィンウッド・ウォールズ

ウィンウッド・ウォールズへの入り口

「ウィンウッド・ウォールズ」は、ギャラリーやヒップなレストランの多いウィンウッド地区にある屋外アートガーデン、ギャラリー、カフェ、レストランの集まる複合施設。インスタグラマーじゃなくても、世界中の有名アーティストの大きく個性的な作品を目にすれば、写真を撮らずにはいられないのではないでしょうか。

<Data>
Wynwood Walls
住所:2520 NW 2nd Ave, Miami, FL 33127(Googleマップ
電話:(305) 531-4411
入場無料

5.ビスカヤ博物館&庭園

ビスカヤ庭園

広大なビスカヤ庭園

続いても屋外でアートを楽しめるスポットですが、こちらは打って変わって中世にタイムスリップしたような場所。

1916年にマイアミの大富豪ジェームス・ディアリングが海沿いに建てた3階建ての豪邸が「ビスカヤ博物館&庭園」として一般公開されており、その内外を見学することができます。
ビスカヤ博物館

ビスケーン湾に作られた石のはしけ。かつてはパーティーなどに使われた

トロピカルなマイアミの自然環境と18世紀のイタリアの美意識が融合したとても美しい場所です。当時の優雅な生活を偲ばせる34部屋はもちろん、フォーマルな庭園、海に浮かぶボートやティーハウスなども見逃せません。マイアミビーチから車で30分ほど。

<Data>
Vizcaya Museum and Gardens
住所:3251 S Miami Ave, Miami, FL 33129(Googleマップ
電話:305 250 9133
営業時間:9:30-16:30
定休日:火曜日、感謝祭、クリスマス
入場料:一般 $18、子供(6-12歳)$6

6.リトル・ハバナ

リトルハバナundefinedシガー

キューバン・シガー店も多いリトル・ハバナ

お次も、現在のアメリカとは一味違うムードの「リトル・ハバナ」です。ダウンタウンの西に位置するこのエリアは、キューバを中心としたカリブ諸国、中南米から移住してきた人の多いマイアミのラテンな側面を感じられる場所です。
リトルハバナundefinedドミノ

「ドミノ公園」こと、マキシモ・ゴメス公園

中心は、スペイン語で「カリェ・オチョ(Calle Ocho)」と呼ばれるSW 8thストリート。キューバのおじさんたちがいつもドミノをしている「マキシモ・ゴメス公園」や、シガーショップ、キューバの食材店やキューバン・カフェなどが並び、スペイン語が溢れています。マイアミをより深く知りたい方は、ぜひ歩いて見てくださいね。

<Data>
Little Havana  Maximo Gomez Park
住所:801 SW 15th Ave, Miami, FL 33135(Googleマップ
電話:(305) 859-2717
開園時間:9 – 22:00

7.リンカーンロード・モール

リンカーン・ロード

夜の散歩も楽しいリンカーン・ロード

次にご紹介するのは、マイアミビーチの屋外ショッピングモールとも言われる「リンカーンロード・モール」。名前の通り、リンカーン通り沿いに、たくさんのブランド品のショップやレストラン、バー、ギャラリーなどが並んでいます。
リンカーン・ロード

リンカーン・ロードのイルミネーション。奥はナイキのフラッグシップストア

歩行者天国なので、外のテーブルも快適です。治安も良いので、日が暮れてから、噴水やイルミネーション、ストリートパフォーマーを眺めながら散歩するのも楽しいですよ。

<Data>
Lincoln Road Mall
住所:Lincoln Rd, Miami Beach, FL 33139(Googleマップ
営業時間:10 – 23:00

8.オーシャンドライブ

マイアミビーチundefinedオーシャンドライブ

夜のオーシャンドライブ

さて、最後はやっぱり最もマイアミビーチらしい「オーシャンドライブ」のナイトライフ。昼間も良いですが、夜はライトアップされた美しいアールデコ建築のバーやレストランの屋外のテーブルにぜひ座ってみてください。
モヒート

これで「ミディアム」サイズのモヒート

そして、次々と見せびらかすように走る高級車、露出度の高い派手な服でおしゃれをした女性やストリートファッションでキメた黒人男性たち、スペイン語やポルトガル語で盛り上がるラテンのグループなどを眺めて過ごしてはいかがでしょうか。

思い切って2本のコロナビールの瓶が逆さまに刺さる巨大なフローズンカクテル「ブルドッグ」や水パイプをオーダーしてもいいですね。マイアミビーチにいるなあ、と実感できると思いますよ。

<Data>
■Ocean Dr
住所:Miami Beach, FL 33139(Googleマップ

良い旅を!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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