買い物はクレジットカード払いにして、支払いを先送り
何かを買えば代金を支払うのは当然ですが、クレジットカードを使うことで支払いを遅らせることができます。現金で買えば、その場で現金がなくなりますが、クレジットカードで買い物をすれば、支払い日まで現金がなくなることはありません。クレジットカードを有効的に活用
クレジットカード(1回払い)は買い物をしてから1カ月弱後に、銀行口座から引き落とされて支払います。「毎月15日締切/翌月10日引落」や「毎月月末締切/翌月27日引落」等のような設定です。ネットショップ等では買い物した日と利用日が異なる場合もありますが、仮に12月16日に買い物をしたら、支払いは早くても翌年の1月10日です。
特別な手数料を取られることなく、支払いを先送りできます。1回払いではなく2回払いやボーナス1回払いを選択すれば、更に支払いを先送りできます。ボーナス払いの例を書いておきます。
12月に買い物をしても、ボーナス1回払いだと支払いを翌年の8月まで先送りすることができます。利用するお店によって2回払いやボーナス1回払いを必ず選択できるとは限りませんが、手数料なしに先送りできるので、金欠でも年末を乗り切りやすくなるはずです。ボーナス1回払いの取扱い期間の例
夏のボーナス1回払い……利用期間12月16日~6月15日/支払日8月10日
冬のボーナス1回払い……利用期間7月16日~11月15日/支払日1月10日
※10日が土・日・祝日の場合は翌営業日振替
※クレジットカードによって利用期間や支払日の設定は異なります。
年払いを月払いへ変更
クレジットカード払いと同様に、支払いを先送りする方法です。年末に1年分の費用をまとめて先払いしているものがありませんか?例えば生命保険や損害保険の保険料、習い事の会費等です。年払いの額は月払い×12カ月よりも割安に設定されていることが多いので、この場合の支払い先送りは若干負担を伴う方法です。しかし、年末を乗り切れるかどうか考えているような人は、今からでも支払い変更の手続きをしてみるとよいです。※払い方の変更手続きには締め切り日があり、年末までに間に合わない可能性もあります。
口座引き落としの先送り
毎月支払う固定費が12月もありませんか?毎月口座引き落としで支払っている費用も先送りできなくはありません。あまり勧めたくはないですが、引き落としされる口座に残高がなければ引き落としはできません。この場合、一定期間後に再度引き落としの手続きが行われます。例えば、月払い生命保険料は翌月の同じ日に翌月分と合わせて2カ月分が引き落とされます。公共料金や国民年金等でも同じ考えができます。ポイントになるのは、支払いを先送りしても手数料がかからない(支払額が同じ)費用を優先することです。
※残高不足の場合の再請求は請求者によって異なり、口座から再請求せずにコンビニでの支払いとなる場合等もあります。
お金をとにかく使わない
年払いを月払いへ変更する等、支払いを先送りする方法をいくつか書いてきましたが、いずれも年末を乗り切る(当面のやりくりをする)ための方法です。年末を乗り切った後は、先送りした支払いが待っています。先送りしても支払いが厳しいほどお金に余裕がない人は、根本的に支出を減らす必要があります。年末から年始にかけては、クリスマスや冬休みのイベント(旅行等)で支出が膨らみがちです。お金に余裕がない人はないことを自覚し、お金をかけないと満足できない考え方を改め、身の丈に合った生活をするようにしましょう。
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