良いお金の使い方や感覚とはどういうこと?
お金に関するいろいろな言い回しがありますが、どういう意味なのか?どのようにするべきなのか分からないという話をよく聞きます。一見すると同じように思える言葉でも、その言葉が示すことを理解すると自分のするべき行動が見えてきます。電子マネーやクレジットカードは便利ですが、使用できる金額と使って良い金額が違うことは忘れずに!
良いお金の使い方って何?
良いお金の使い方とはお金が生きていることで、いわゆる「生き金」のことを言います。よく耳にする生き金とは、ズバリお金を活かすことであり有効に使うことです。具体的には社会貢献のために寄附する、困っている人を助けるために使う、自分のキャリアアップのために使う、リフレッシュするために旅行をする等です。ちょっとピンと来ないな? と感じるならば、自分が好きなことや好きな人に使うこと、夢を叶えるための投資をすること等が生き金になります。
これと反対の言葉は「死に金」です。死に金は文字通り、せっかく使ったお金が死んでいる状態のこと。具体的には行きたくもない飲み会に参加する、その場の流れや勢いで本当は欲しくもないのに買ってしまう、張らなくてもよい場面なのに見栄を張るためにお金を使う等です。
とはいえ一見すると無駄に思えるお金であっても、後悔していない、有効な時間だったと思えるのなら、それは生き金になります。
良い金銭感覚とは?
簡単に言ってしまえば、お金に関するバランスのことを言います。趣味の物やアンティークな品物等の値段はあってもないようなものなのですが、一般的な品物には相場があります。この相場を知っていることが金銭感覚のひとつです。
等身大の暮らしを送ると、とても楽に生きることができます。金銭感覚は現場で磨いて下さい。
最も重要な金銭感覚のひとつとして挙げられるのは、自分で得た収入の中で生活できるかどうかです。また、クレジットカードや電子マネーを多用しているとお金の流れが目に見えないために、金銭感覚がずれてしまうことがあります。自分の持っているお金の中で、使ってよいお金を知ることが大切です。
バランス感覚を磨く
金銭感覚と言うのは、育った環境にも大きく左右されるもの。小さい頃からブランド品しか身につけていない人と、そうでない人との金銭感覚は大いに違いがあります。とはいえ子供の頃は裕福であっても、成人してもなお自活できずに両親等に頼った生活をしている場合は、お金はあるかもしれませんが、その人自身の金銭感覚は身についていないとも言えます。まずは自分の力量を知ることで、自分にとって必要な金銭に対する感覚が分かるようになるのです。
良いお金の使い方と良い金銭感覚、この2つの違いは難しく感じるテーマかもしれませんが、大切なことは等身大で暮らすこと。自分の目的・目標を知り、無理することなく好きな人や好きなものにお金を使うことができれば、この2つを満たすことができます。その結果、充実した生活を送れるようになるのではないでしょうか。