妻の出張時に家族の在り方について考える

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 フルタイムで働く妻は、年に数回出張に行くことも

兼業主夫である私は、フルタイムで働く妻と2人の男の子と、家族4人で生活しています。

研究職の妻は、年に数回、学会参加などで1週間ほどの海外出張に出ることがあります。長男が小学校に入るまでは、家族で海外について行くことができました。おかげで、子連であちこち行ったものです(もちろん自費ですが)。

でも、長男が小学生になってからはそれができなくなりました。妻は1人で海外出張に行き、残された3人は日本で指をくわえてお留守番というのが定番になっています。

「いないほうがラク」「元気で留守がいい」「鬼のいぬ間の洗濯」など、表面上はいろいろ強がってみるものの、やはり“チーム家族”のメンバーが1人欠けるのは大変なものだと感じます。


家事でも育児でもないけれど、なぜか大変!

積木

妻がいないと部屋が散らかし放題!

大変といっても、それは家事のことではありません。普段妻が担っている分の家事が増えるのは確かですが、「片付けなさい!」と言う人がいないので家は散らかし放題、さらに洗濯物たたみは省略して「山から取る方式」になるので、むしろ楽になる方向ですらあります。

育児のことでもありません。もともと子どもの送迎、宿題・習い事・忘れ物の管理、平日休みの対応、小児科対応、寝かしつけなど、子どもにかかわる諸々は、兼業主夫である私が担っているので、妻がいなくても何ら変わりないからです。

では、何が大変かというと、それは「事件」。なぜか妻の不在中は、いろいろな事件が起こるのです。例えば今回は、6歳の次男が事件を起こしました。


妻の不在時には、なぜか事件が起きる

小便小僧

妻の不在時にはいつも事件が起きます。今回は……?

その日、いつも通り子供二人を寝かしつけていたら、寝落ちしてしまった私。

「パパー、おしっこ!」
という次男の声で目が覚めたのが、事件の始まりでした。

眠い目をこすりながら、先にトイレに行って電気を付けて待つこと数十秒。ところが、一向に次男が現れません。

寝室に見に行くと、そこには驚くべき光景が。小便小僧さながら、パンツを降ろして構えている次男がいたのです!!

「待て~~~~、早まるなぁぁぁぁぁぁ!!!!」
驚いて叫んでも、時すでに遅し。先端から布団に向けて、じょじょじょじょじょーと放出が始まる瞬間でした。とっさに両手で受け止めるも、何の意味もなさず。瞬時にいろいろな思考が頭を巡ります。

これ、移動させても被害が広がるだけだよね。その位置だと、敷布団も掛布団も毛布も全滅だよね。しかもそれ、よりによってママの布団だよね。明日は雨で、布団干せないよね。シーツの洗濯物も大量に発生するよね……

気分が落ちていく私のことなど気にも留めず、すべて出し切った次男くん。おもむろに服を脱ぎ捨て、全裸で気持ちよさそうに眠りに落ちたのでした。

おい! こっちはどん底なのに、なんだその大仏みたいなほほえみは!

……もぅ、癒されるじゃないの(笑)

それから大仏さんに服を着せ、シーツを全部はがして洗濯し、流しで布団をバシャバシャ洗って、除菌スプレーをかけまくって、扇風機を当て……と、後始末にどれだけ時間がかかったことか。

それなのに、翌朝次男に事件の顛末を話したら、まったく覚えていないそうで。あれだけ大変だったのに、覚えてないなんて! もう、失礼しちゃういます。

以上が、この秋の事件です。

こんなに大変なことがあっても、全裸の大仏さんについ胸キュンしてしまうのが子育ての楽しさ、素晴らしさなんでしょうね。


家族を取り持つ、感謝のひと言

家族

家族を取り持つ、感謝のひと言

話を戻しましょう。妻の出張中は事件が多いという話でした。

他にもエピソードはたくさんありますが、ここでは紹介しきれません。もともとバタバタの生活が、なぜかさらにバタバタになるのが恒例です。

でもね、毎回そんな大変な思いをしても、我が家に遺恨は残りません。それはなぜでしょう?

その秘密は、妻が帰ってきたときに必ず言ってくれる言葉にありました。

それは、「ありがとう。あなたが家を守ってくれていたおかげで、出張に行ってこれたよ」という言葉。

妻はきっと、長時間フライトと時差ボケで疲れているはず。それなのに、何よりも先に感謝の言葉をかけてくれるのです。

そう言われると努力が報われたような気がして、事件なんて何でもなかったと思えるのだから不思議です。

そして、こちらからも自然に、こんな言葉が出てきます。

「いつもお疲れ様。家族みんなで帰りを待ってたよ」


感謝、伝えてますか?

ありがとう

感謝の言葉が重要

一般的には、夫が出張に出るケースのほうが多いでしょう。

でも、このコミュニケーションに男女は関係ありません。夫でも妻でもどちらでも、出張から帰ったとき、「疲れた」より先に、感謝の言葉を伝えていますか?

感謝は心で思っていても伝わりません。だからまず、自分から「ありがとう」を言うことを心がけてください。

夫婦間で何よりも大切なのは、このような「感謝し合う心」だと思います。


鏡は先に笑わない

夫婦

相手に感謝を求めるのではなく、自ら感謝の言葉をかけましょう


最後にもう1つだけ。

こういう話をすると必ず、「ほら、お前もっとオレに感謝しろよな」「そっちこそ」と言い始める人がいます。

そんなあなたに、(受け売りですが)素敵な言葉をプレゼントしましょう。
人間関係は鏡である。鏡は先に笑わない。
相手に笑ってほしかったら、自ら笑いかけてください。感謝も同じです。相手に感謝を求めるのではなく、自ら感謝の言葉をかけましょう。

手始めに、今日家に帰ったらまず、パートナーに「ありがとう」と伝えてみませんか?




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