10月は6カ月間のお金の流れを振り返ろう
新入社員として働き始めたなら、10月というのは6カ月間の社会人生活を過ごしたことになります。そしてこの間、お金に関して自分なりに生活の中で工夫してきたことや大変だなと感じたこともあったのではないでしょうか?社会人として6カ月が過ぎたら、家計の見直しのタイミング。お金の流れを見直して、無駄な支出を抑えるようにしましょう
初めての社会人生活であれば、自分の得る収入がどれくらいで、どのようなタイミングでお金が出ていくのかを実感したことでしょう。毎月の給料は次の給料日まで足りていたか、足りなくなってしまった時にはどのようなイベントがあったのかを振り返ってみて下さい。このとき特に注目して欲しいのが、臨時に支出したものにはどのようなものがあったのかを確認することです。
会社の飲み会、交際費、レジャー費などは毎月の給料で賄えたのか? 夏のボーナスで支払ったのかを振り返ってみましょう。
毎月の給料で賄えない時には、どのようなことがあったのか、事前に準備することができなかったのか等を検証することが大切です。給料で賄えないのなら、生活コストが掛りすぎている証拠。改善できる点はないのかを熟慮し、新たな資金計画を立てることが必要になります。
交際費やレジャー費については、お金がかるような遊びの頻度を見直す、代替で楽しめることはないのかを友達と話し合ってみると良いですね。同じ年代であれば給料の差は大きくないハズ! 友達も同じように考えているかもしれませんよ。
次の6カ月で取り組むべきこと
お金の流れを見直したら、改善に向けて実践することが必要です。見直しをする際、一番手軽で効果が上がるのが食費の節約です。でも、しっかり食べなければ身体は動きませんし、身体を壊してしまっては元も子もありません。食費を見直すなら、自炊の比率を上げる、特売日でまとめ買いをするなどの工夫をしましょう。次回の6カ月には、年末・年始が含まれています。「お正月だし…」と気が緩んでしまいがちですが、自分が支出できるお金はいくらなのかを見極めることが重要です。
社会人1年生というのは、仕事とお金の管理をスタートさせる大切な1年です。
今まであまり考えずにお金を使ってきた人や何となく過ごしてきているのなら、このタイミングで見直しをして、自分のライフスタイルにあった、無理のないお金の使い方を習得して下さいね。