美しい口元とは?
美しい口元の条件とは?
口元の美しさを追求するとキリがないのですが、歯が綺麗なだけではなくその形や突出具合もとても大切な要素です。普段の自然な動きでどの程度口唇がめくれるかによって歯の見え方も違ってきます。時々この口唇のめくれる範囲の調整希望患者様もいらっしゃいます。そして口唇がめくれた時の歯の色や形は当然美しくなければなりません。歯だけではなく周囲の歯肉の色や形も大切なのです。歯と歯肉両方のバランスが整っていなければなりません。
- 形は左右対称でシンメトリックになっていること
- 健康な薄いピンク色であること
- 唇がめくれた時の歯肉の見える範囲が適量であること
歯肉整形の一例
術前の写真。
歯を削ってセラミッククラウンをかぶせたり、ラミネートべニアを貼り付けたりするのでなく、レーザーで歯肉をトリミングしただけの治療例です。
術後1週間後。歯肉のアーチが整うだけで印象が変わる。
この患者様の場合は矯正治療を行って歯列は綺麗になったけど、口唇がめくれた時の歯肉と歯の感じがイマイチしっくりこない。そのような理由で歯肉整形を行うことになりました。
今回は部分麻酔で施術は5分ほど、痛みも腫れもほとんどなく簡単で最も効果的な方法で無事終了でした。もちろん歯肉の厚みや歯槽骨までの距離によってですが、うまくいけば歯肉整形だけでこんなに印象が変わるんです。上の写真は術前で下の写真は1週間後の術後。間違いなくスマイルが変わりますよね。