実際に体験してみた!星のや富士の冬グランピング
グランピングリゾートして知られる星のや富士では、冬の満足度が一番高いといいます。今回は実際に滞在した模様をご紹介しましょうチェックイン:レセプションで相棒のリュックを選ぶ
星のや富士のレセプションの壁にはたくさんのリュック。ここから滞在のお供を選ぶところからグランピングがスタートします。中には双眼鏡や水筒など、アウトドアの七つ道具 が入っています。旅のお供のリュックを選ぼう(星のや富士レセプション)
自然と調和するシンプルな客室。テラスリビングには驚きの設備が!
ジープに乗り、通された客室は白を基調にしたシンプルなキャビンと呼ばれる客室。正面は全面がガラスで、河口湖の見事な景色が広がります。キャビンと呼ばれる客室は自然を感じられるようにシンプルな作り
客室には屋外に眺望抜群のテラスリビング
クラウドテラスへはトレッキング気分で。焼きマシュマロに挑戦
星のや富士は丘陵地にあり、それを活かしあえて歩くことを促す設計になっています。キャビンと呼ばれる客室があるのは丘の麓。ここから焚き火ラウンジがあるテラスまでは300段の階段。息を切らしながら丘を登っていると、時々鳥や小動物が姿をあらわすことも。気分はトレッキングといったところ。リゾート内を移動するのもちょっとした運動
たどり着いたテラスには、焚き火ラウンジやライブラリーがあり、飲み物やおやつの用意が。ぜひ体験したいのが焼きマシュマロ。スタッフはグランピングマスターと呼ばれ、マシュマロの上手な焼き方や、おいしい食べ方(チョコと焼きマシュマロをクラッカーではさむと美味)なども教えてくれます。
ラウンジまではもう少し!
夕食の選択肢は多く、好みでセレクトOK
星のや富士では、ダイニングでの夕食の他、客室のテラスリビングで頂くディナーも人気です。冬のシーズン限定の低カロリー高タンパク質な鹿肉を利用した「山麓の鹿しゃぶ鍋」は女性人気とか。またキャンプといえばカレーのイメージがありますが、牛肉と野菜を富士山の溶岩プレートで焼き、自分でスパイスを調合してミルで挽いて作る「グランピングカレー」などもあります。いすれもプライベートな屋外空間で楽しめる、グランピングならではの体験です。冬限定の山麓の鹿しゃぶ鍋はテラスリビングで
屋外ダイニングでのダッチオーブンディナー。仕上げは自分で
皿への盛り付けも自分で。カラフルなソースでどうアレンジするか腕の見せ所
朝食は、部屋のテラスリビングでピクニック気分
朝食は、スタッフが背負子で部屋まで届けてくれる、モーニングBOXをチョイス。木製のBOXには、オムレツやダッチオーブンで焼き上げたふかふかのパン。スープは保温容器に入り、天気が良かったので、ピクニック気分で屋外のテラスリビングで頂きました。朝は特に空気も澄み、綺麗な景色や鳥のさえずりを聞きながらの朝食はプライスレスな思い出に。モーニングBOXは、客室のリビングテラスで
朝ストレッチや森の演奏会、巻き割りなど、無料アクティビティが充実
星のや富士には、無料で体験できるアクティビティが多いのも特徴です。焚き火ラウンジでは、チェックイン後に、目の前で作る季節のおやつが提供され、夕食前のアペリティフタイムには、軽いおつまみとスパークリングワインなどが振る舞われます(いずれも無料)。そして夜には森の演奏会も開催され、静寂な森の中へ響き渡る音色を焚き火にあたりながら聞くのは、まさにこれぞ「グランピング」といった感じ。クラウドテラスの焚き火ラウンジでは、ゆったりくつろげる
グランピングマスターがレクチャーする薪割り体験
空を見上げてのんびりと自然を体感
■もっとアクティブに楽しむなら、早朝カヌーや樹海ネイチャーツアーも
リゾート内でも十分に満喫でき時間が足りないぐらいですが、連泊する方や、せっかく来たのならもっとアクティブに自然を感じたいという方は、提携しているアウトドアプログラムに参加してみるのもいいでしょう。
朝食前に河口湖でカヌーを。朝は富士山が見えることも多い
私が体験しておすすめなのが、朝食前に行われる早朝カヌー。すぐ近くの河口湖で行われ、景色のいい日は富士山や湖面に映る逆さ富士も楽しめます。他にも、スノーシューを履いて森を散策するなど、多彩なプランがあるので、過ごし方に迷ったら、グランピングマスター(スタッフ)に要望を伝えて相談をすればOK。
いかがでしたか? 四季折々魅力はありますが、冬のグランピングは知る人ぞ知るプライスレスな体験が多いと感じます。
星のや富士
住所: 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
アクセス: 河口湖駅よりタクシー約20分
(※ 富士急山梨バス利用 「河口湖自然生活館」下車)
宿泊料金 45,000円~(2名1室 / 1名)
問い合わせ:http://hoshinoya.com/
星のや富士