スーパースター ヴァーゴの魅力を大解剖！乗船記2017(5ページ目)

和洋中に加えインド料理も！日本人好みの味

スーパースター ヴァーゴの特徴はレストランの多さ。他のクルーズのようにメインレストランは毎晩同じテーブルでという座席指定はなく、ドレスコードもありません(※ただしガラディナーの日は座席の予約が必要。服装もスマートカジュアル程度に整える方がよいでしょう)
・無料で利用できるレストランは3つ
536席あるメインダイニング「スターダイニングルーム」は、朝食・昼食・夕食が提供され、夜はコース料理を提供。中華料理「パビリオン」は、夜は大皿料理が提供されますが、朝は飲茶のセットもあり日本人にも好評です。

「リド」は、一日6食が用意されるブッフェレストラン。中国の方はブッフェを好むので、乗船が多い場合は、賑やかさに圧倒されるかもしれません。朝食のみですが、日本料理「サムライ」では、和食の定食とパンやフルーツなど簡単なブッフェが用意されており、日本人限定で無料。私が訪れた時は、「銀たらの煮つけ定食」、ブッフェには鳥の甘辛煮などもあり、どれも美味しく、おすすめです。

• 有料レストランも充実

24時間営業する「ブルーラグーン」では、アジア各地の料理やデザート、フレッシュジュースなどが揃い、オーダーは日本語対応があるタッチパネル式で安心。小腹がすいた時などに重宝します。
珍しいのがインド料理「タージ」。カレーやお惣菜などをブッフェで頂くレストラン。夜も88香港ドル(日本円で約1276円)とお得。別料金になりますがラッシーも美味なので是非。
リッチな気分を味わうなら「パラッツォ」がおすすめ。ここのみ13歳未満のお子さんは利用不可でドレスコードがあります。ランチ・ディナー共にコース料理は208香港ドル（日本円で約3016円）～。
「無料で頂けるレストランもあるのに……」と思うかもしれませんが、一歩足を踏み入れると別世界。ピカソなどが飾られた絵画も本物というラグジュアリーな空間で提供される西洋料理は本格派。むしろコストパフォーマンスは良く、記念日や乗船の思い出として利用してみるのがおすすめです。

他にも有料のレストランがあり、全部で船内にレストランは11個所と、食事の選択肢は豊富。アジアのクルーズ船ということで、味も日本人好み。シチュエーションに応じて使い分けるといいでしょう。