ぐるっとパスは使い始めから2か月有効
ぐるっとパス(公益財団法人東京都歴史文化財団)は、80もの博物館や科学館等で入場券または割引券として使えるチケットブックのことで、1冊2,000円です。大人料金しか設定がないのは、子どもは元から入場料無料の施設も多いので、あまりお得にならないからかもしれません。パスの有効期間は初めて利用する日から2か月間ですが、2017年版の最終利用日は2018年3月31日です。10ヶ所行ったら65%もお得に!
どのくらいお得なパスなのか本来の料金と比べてみました。2か月間で80か所全部は到底行けないので、ここでは一例としてガイド自身が子どもと行きたいところを10ヶ所ピックアップして計算してみました。ぐるっとパスには無料で使える施設と入館(入園)料が割引になる施設があるので、お得度アップのためにも無料で使える施設を優先しました。- 科学技術館(千代田区)……720円(中高生410円、4歳以上の子ども260円)
- 日本科学未来館(江東区)……620円(18歳以下210円、土曜日は18歳以下無料)
- 多摩六都科学館(西東京市)……プラネタリウム観覧付き1,000円(4歳~高校生400円)
- 新宿歴史博物館(新宿区)……300円(小中学生100円)
- 江戸東京博物館(墨田区)……600円(学生480円、中高生・65歳以上300円、小学生以下と都内の中学生は無料)
- 江戸東京たてもの園(小金井市)……400円(学生320円、中高生・65歳以上200円、小学生以下と都内の中学生は無料)
- 上野動物園(台東区)……600円(65歳以上300円、中学生200円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)
- 多摩動物公園(日野市)……600円(65歳以上300円、中学生200円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)
- 葛西臨海水族園(江戸川区)……700円(65歳以上350円、中学生250円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)
- 地下鉄博物館(江戸川区)……210円(こども100円、3歳以下は無料)
外観が特徴的な多摩六都科学館
両国国技館の隣にある江戸東京博物館
遠足でも行くパンダでお馴染みの動物園
水族園からは舞浜のホテル群がよく見える
東京メトロや都営とタイアップしたパスで更にお得度アップ
ぐるっとパスには東京メトロ24時間券2枚をセットにした「メトロ&ぐるっとパス」と、都営交通の1日乗車券2枚をセットにした「都営deぐるっとパス」もあり、共に2,700円で発売しています。東京メトロの方は600円の24時間券2枚分を引くと、ぐるっとパスは実質1,500円になり、都営の方は都営地下鉄だけでなく都営バスや都電等も乗れる700円の1日券2枚分を引くと、実質1,300円にまで下がります。5,750円の入館(入園)料が1,300円で済むなら、実に77%引きにもなります。行き先を増やしていけば割引率が80%越えどころか90%越えも可能でしょう。旅行ガイドも注目するお得パスの代表格
ぐるっとパスはオールアバウトのガイド仲間でも話題になっています。マネーガイドがお得度で注目しているだけでなく、旅行ガイドも効率良く名所を見て回れることから、人に勧めるだけでなくガイド自身でも積極的に利用しているようです。今回の記事も名所・旧跡ガイドの村田博之さんと話が盛り上がったので取り上げることにしました。ぐるっとパスを使って、子どもの夏休み中に親子で行きまくっても良いですし、芸術の秋に美術館や博物館を中心にまわってみるのも良いのではないでしょうか。ただ、行くには交通費がかかるので、行くと決めた日は早起きして、東京メトロの24時間券等を使って効率良くまわる入館料と交通費がダブルでお得になりますよ!