元彼の結婚を知り、「セカンド失恋」する女性の特徴は?
同僚でもある元彼の結婚式。もしかしたら彼の横にいるのは私だったかもしれないのに……。
元彼が結婚──本来ならおめでたいはずのニュースも、元カノという立場にとっては複雑な心境かもしれません
失恋してからあまり時間が経っていないうちは、未練のような感情が沸いてしまうこともあるでしょう。
しかし、別れてから数年経ち、彼のことを思い出すことも少なくなったのにショックを受けてしまうとしたら、穏やかではありません。別れた当時と同じくらい落ち込んでしまう「セカンド失恋」。できればそんな思いは二度としたくありません。
一方、同じような立場にあっても、キレイゴトではなく純粋に祝福できるケースもあります。「ほかの元彼の結婚なら素直におめでとうと言えるのに」なんてケースもあるのではないでしょうか。
相手の今の幸せを祝えるケースと、どんな違いがあるのでしょうか。「セカンド失恋」になってしまうケースについて考えてみましょう。
<目次>
1:元彼に一方的に振られたり、衝動的な別れで未練や後悔がある
恋人とどのような理由で別れたのかは、その後の未練や後悔に大きく影響します。自分が相手に愛想を尽かして振った立場ならば、すでに相手に対して見切りをつけているので、元彼が今どんな生き方をしていようと、気になることはありません。しかし、自分が一方的に振られた立場だったり、本当は好きなのに衝動的に別れてしまった場合は、いくら時間をかけて未練を払拭しても、「別の女性と結婚」という事実をすぐには受け止められないでしょう。
同棲からの別れだったり、婚約寸前の破局だった場合は、「本当なら私が彼と結婚するはずだったのに」という後悔が再燃することも。
特にまだあなたが独身であるならば、先を越された悔しさが芽生えることもあります。
2:元彼と別れ、本当の意味で「次の恋愛」へと進めていない
元彼の結婚というニュースのせいで、思い出がよみがえってしまう。これは未練?
失恋したとしても、すでに次の恋人とハッピーな状態ならば、ほんのり思い出すことはあっても「もう過去の人だ」と割り切ることができます。
しかし、その後誰ともつき合っていなかったり、辛い恋愛や遊びの恋ばかりを繰り返していたら、自分の現在と元彼との「幸せ比べ」をしてしまい、嫉妬めいた気持ちが芽生えてしまうかも。
「彼のせいで、私はいつまでも幸せになれない」と、交際中に何があったかはともかく、別れてもなお、過去に縛られたままでいると「元彼ばかり幸せになるなんて許せない」と恨みを抱いてしまうのです。
3:自分が充実しておらず「置いていかれた」と思っている
恋人と別れてから現在まで、元彼もあなたも、同じだけの時間を過ごしてきました。別れのあと、恋愛に注いできたエネルギーを恋愛に向けることができなくても、別の成果を感じていれば、「うらやましい」「悔しい」とは思わないのではないでしょうか。仕事に向ければ成績が上がったり収入がアップしたりと、何らかの結果を出るでしょう。プライベートの時間にしてもそう。デートに割いていた週末をスポーツや趣味やスキルアップにつぎ込めば、充実した生活が送れるようになっているはずです。
もし元彼だけが先に進んでしまい、失恋の時点から「私だけ置いていかれた」ような気がするのであれば、自分が前進していないように感じているということ。実際、彼は別れを乗り越え、新たな恋を育て、結婚という幸せをつかんだからです。
「別れたから今の幸せがある」と前向きにとらえることができるかは、自分次第。いつまでも落ち込みを引きずっていたり、自暴自棄な時間を過ごしていたら、一歩も前に進めません。
元彼は昔の人! セカンド失恋をきっかけに、意識を未来へ向けてみよう
元彼との思い出が残る部屋。引っ越してみることで「過去」にできるかもしれません。
いずれにしても、元彼に次の恋人ができようと先に結婚しようと、縁が切れたあなたにとって、それはもはや無関係なこと。彼が今どんなに幸せであろうと不幸であろうと、「彼のせいで、私はいつまでも幸せになれない」「私だけ置いていかれた」と思うのは間違いです。そんなニュースに落ち込んだり縛られてしまうのは、あなたのこれからの人生にとってマイナスでしかありません。
まずは内省して、あなたを落ち込ませている原因を紐解いてみましょう。
それが未練なのか嫉妬なのか恨みなのか。自身の本音がわかったら、元彼とつき合った過去は、懐かしむことができるくらい「遠い昔の思い出」となるまで封印しましょう。
泣いても笑っても、もう元彼は別の女性の夫。元彼と結婚した相手がだれであろうと関係ありません。人生の何ページかを一緒に過ごした相手だとしても、別々の道へと進んだならば、もう交わることはありません。
次はあなたがハッピーな知らせをする番です。
最初のうちは対抗意識でもかまいません。「絶対私のほうが幸せになってやる!」という気合いで、日々の生活や仕事や恋愛に対し、全力投球で向き合ってみましょう。
新しい趣味や新たな出会いにも勇気を出して飛び込み、楽しいと思えることを、どんどん増やしてみてください。
行動は現実を変えていきます。きっと、そう遠くない未来に「あのショックがあったおかげで変わることができた!」と思える日がやってきますよ。
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