ボーナスを運用で増やすことも考えてみよう
いよいよ夏のボーナス支給が近づいてきました。遊びに使う方もいれば、貯蓄に励む方もおみえでしょう。預貯金ではまとまった資金をもとに運用してもほとんど増えない。だから投資にチャレンジしたい。そんな方のために、ボーナスを活用した資産運用戦略術を解説したいと思います。【関連記事をチェック!】
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まず、ボーナスの使い道を明確にし、そのうち使わないお金がどの程度あるかを把握しましょう。その資金をもとに運用を行うのです。運用の経験があるかどうかでも異なりますが、まとまった投資金額であれば株式投資も検討してみましょう。
株式投資では1銘柄購入するにも、場合によっては数十万円程度かかるためです。そして、3~4銘柄など複数の株式をピックアップしてみましょう。その際に現状の世界情勢を考慮しなければなりません。例えば、トランプ大統領の機密情報漏えい問題など政治リスクがくすぶっています。そのため、こうした問題が株式市場にもマイナスの影響を与える可能性があり、場合によっては円高・株安になる可能性もあります。
業績の良い銘柄に的を絞る
そこで、業績の良い銘柄にターゲットをしぼってピックアップするように心がけてみましょう。ここではお宝銘柄を3つピックアップします。円高局面にも強く、業績がしっかりしている100円ショップの「セリア」(銘柄コード:<2782>)、ファッション通販サイトZOZOTOWNを運用する「スタートトゥデイ」(銘柄コード:<3092>)、インターネットを通じ医療・介護業界に人材紹介等を行う「エス・エム・エス」(銘柄コード:<2175>)。これら3銘柄は、業績が好調であり、今後も成長が続く企業と筆者は見ています。世界経済情勢に関わらず、中長期的に見ても順調に推移するのではないかと思います。仮に2017年5月24日終値で3銘柄を100株ずつ購入したとしても、セリア100株=537,000円、スタートトゥデイ100株=275,700円、エス・エム・エス100株=312,000円と合計で112万4,700円となります。
なんとかNISAで購入できる範囲内でもありますので、こうした銘柄による投資を行い、数年間保有してみてはいかがでしょうか。もちろん、ボーナスの範囲内であれば、1~2銘柄に的を絞ることも検討してみましょう。ただし、この場合には追加で購入するなど分散によるリスクヘッジも検討すべきです。
あとは目標を持ち、どの程度上昇したら売却するかも考えておきましょう。売却せずに長期保有もありですが、目標をもって運用した方がより楽しい資産運用になります。ボーナスをもとに株式投資、トライしてみませんか?
※投資は最終的には自己責任でお願いいたします。