離れた相手のことを好きになったら

遠距離恋愛

「この人だ!」と好きになった相手が遠くに住んでいたら、すぐにあきらめていいの?


片思いで遠距離恋愛をしていると、この感情をどうしたらいいのか、どうやって一歩踏み出せばいいのか、この恋は成就するのかととても不安になるかもしれません。

例えば、まだ恋がはじまっていない関係なのに家庭や職場、学校の都合で相手と遠距離になってしまう場合。もしくは、もともと遠距離に住んでいてたまたまSNSや友人の紹介、趣味や旅行先、マッチングアプリなどで出会って恋をしてしまった場合。相手が遠くに住んでいると分かっていても、いつのまにか相手のことが頭から離れず、もっと仲良くなりたい、近づきたいと思うようになり、好きになってしまうケースがあります。

でも、離れた場所でそれぞれの生活を送りつつ、心の距離を縮めて結婚するカップルはたくさんいます。「遠距離恋愛は大変……」というイメージはありますが、最初からあきらめるのではなく、ぜひ遠距離でもできるアプローチで、運命を手繰り寄せてみませんか?


片思いの遠距離恋愛で、2人の「心の距離」を縮めるには?

偶然会えない状況ならば、こちらからアプローチして行動するしかない!でも、相手の置かれている状況や気持ちを気遣うことは忘れずに。

偶然会えない状況ならば、こちらからアプローチして行動するしかない!でも、相手の置かれている状況や気持ちを気遣うことは忘れずに。

離れた場所住んでいて、恋愛が始まっていない知人程度だった場合はもちろん、もともと友人止まりだったとしても、なかなか気軽に顔を合わせたり、直接会いにいけるわけではないので、とにかく自分に関心を持ってもらわなければなりません。

いずれの場合も、距離を縮める最善策は2人の共通点を見つけること。好きなスポーツ、好きな音楽、好きな本など、好きなものに関連して思い出して&覚えてもらえるのは最強です。

たくさんの情報がありすぎると忘れられてしまいます。「これだけは伝えたい、覚えてもらいたい」という、ポイントをしぼってメッセージをやりとりすることをおすすめします。

今はLINEやSNS、メールなどで気軽に連絡が取れるので、そこまで面識がないのであれば「〇〇で会った△△です。サッカーが好きと言っていたから、連絡しました。こないだの試合、観てた?」というように、出会った時に話した内容から共通の趣味見つけだして、メッセ―ジを送ってみてください。



遠距離片思いの連絡頻度

最初のアプローチで共通点があることを印象づけられたら、2回目以降の連絡を取ることになります。

すでに交際中の遠距離恋愛カップルの場合ならば、毎日のようにおはよう&おやすみの電話をする、1日に何回かLINEのやりとりをするなど、なるべく連絡を密にするケースが多いのですが、それは相手の状況がよく分かっているからできること。

遠距離恋愛をこれから始めようと思うなら、焦りは禁物です。また、相手の生活のペースを知っているか、脈アリか脈ナシかによって連絡する回数を考慮する必要があります。

脈アリの場合は、次のようなケースです。

「相手のほうからすでに頻繁に連絡がある」「“会いたい”と言われる、言われたことがある」「恋人の有無を聞かれた」場合は、2~3日に1回程度、深夜は避けるなど、相手が返信しやすい時間帯に重くならないLINEやメールを送りましょう。文字でのコミュニケーションでは、ちょっとしたすれ違いやネガティブな受け取られ方をされてしまうこともあるので、なるべく明るくポジティブな内容を心掛けましょう。

脈ナシかもしれない場合とは、次のようなケースです。

「連絡するのは、いつもこちらから」「“忙しい”など、あまり連絡できない言い訳をされる」「まだ世間話以上の個人的な話や深い話をしたり、されたりしたことがない」場合は、1週間に1回程度のLINEで相手のペースを探ることから始めましょう。とはいえ、相手はどう思っているのか顔が見えない状況なので、返事を迫る内容にならないように話題や伝え方には配慮を持ってください。つねに相手を気遣いつつ、まずは、返信があるかないかを一定期間、様子見することも必要です。

いつも既読スルーだったり、まったく返事がないようであれば、現状では遠距離恋愛を始める相手としては難しいかもしれません。つらくても、時間をおいて自然に連絡してやはり様子を見るしかありません。


「ついでの用事があるから」と機会をつくって会いに行こう

脈ありのケースではもちろんですが、脈なしかもしれないと思った場合でも、何度か返信があったり、話題によっては返信があるならば、なにかの「ついで」に顔を合わせて話してみるのもひとつの手です。

電話やメール、SNSでやりとりするのと、会って話すのでは、コミュニケーションの深さが違います。結果的に、短時間であっても顔を合わせることで、状況が変わってくることだってあります。会うことで新たな魅力を見つけたり、より親近感を覚えることもあるでしょう。

モヤモヤした気分が続くのであれば、勇気を出して会いに行って気持ちを確かめるほうがいいかもしれません。また、好きになった人が住む場所というのは、どこか縁を感じさせるものです。相手の気持ちを知るだけでなく、自分と向き合うための時間にもなります。

電話やメールでは差し出がましいと感じてしまい話しにくいことでも、直接会えば世間話のようにして聞けることもあります。

「恋人がいるのか、いないのか」「遠距離恋愛をするのは可能か、ムリなのか」……本当に付き合いたいのであれば、せっかく会えた機会に、相手の本心を聞くことを恐れないでください。

逆にあなただって実際に会って、「思っていた人と違う」という印象を受けることだってあります。恋に恋している状態なのか、大人として付き合っていきたいのかを会うことで冷静に判断してみましょう。


顔を知らない相手に片思いするラブストーリーから勇気を

ガイドおすすめの映画『めぐり逢えたら』(ノーラ・エフロン監督/1993年)は、片思いでの遠距離恋愛を題材にしているラブストーリーです。

 

主人公のアニー(メグ・ライアン)は、偶然聞いたラジオの人生相談に出演していたサム(トム・ハンクス)のことがなぜか気になって頭から離れなくなってしまいます。サムはシアトル、アニーはボルチモアという遠距離恋愛で、しかもアニーが一方的に思いを寄せるという究極の片思いですが、ラブストーリーは始まります。

ラジオで亡くなった奥さんへの愛を語るサムのことをアニーが忘れられなくなってしまったのが、運命の恋の始まりでした。顔も知らなくても、「この人は結婚相手をこんなにも深く愛せる人なんだ」と、アニーにとって理想的な人として強く印象に残ったことが恋のきっかけになります。

遠距離であれば、相手にどんなイメージが残るかを意識して、接することが重要です。意識すれば発する言葉も変わってくるはずです。

ぜひ距離に負けずにあなたの心を伝え、心の距離を縮めてみてください。運命の出会いは、意外にもシンプルなものです。