夢は口にすることで思いが脳に植え付けられる
夢は口にすると叶いやすいという話を聞いたことがある人も多いと思います。でもその一方で、それって本当?と思う人も多いことでしょう。夢を叶えるためには、共感しあえる人と分かち合うことが重要になります。否定的な意見を言う人には、夢を話さないことが鉄則です。
夢は口にすることで思いが脳に植え付けられますので、口にしないよりもした方が良いと思います。でも、その時にはちょっとしたコツが必要でもあるのです。
人は、想像できない夢に否定的になる
たとえばサラリーマンの場合、「マンションを購入したい」「子どもを海外に留学させたい」というような夢を語ったとしても、多くの人が共感し、応援してくれることでしょう。しかしながら、「1億円を貯めたい」「ハリウッドで映画を作りたい」「皇室の園遊会に参加したい」というような夢を語ると、極端に共感する人は少なくなり、「無理だよ」「どうするつもり?」等、応援というよりも否定的な意見を言う人や、頼んでもいないのに、夢を諦めさせる方向へ説得し始める人まで出てきます。
ところが、同じような夢を経営者や自営業者にすると、圧倒的に応援してくれる人が多くなるのです。
今回、掲げた例は極端な例かもしれませんが、「人は、想像できない夢に否定的になる」傾向にあるからこそ、このような反応の違いが生まれてくるのだと思います。
サラリーマンにとって、ハリウッドは想像できない世界。経営者でも業界が違っていれば想像できないかもしれませんが、何か方法があるだろうという発想を持つ人が多いため、否定的な言葉を言わないのです。
誰に話すかが重要になる
誰にでも叶えたい夢や目標の1つや2つはあるはずです。でも周りから否定されてしまうと、何だか「ケチ」がついたようで、気が重くなってしまいますよね。繰り返しになりますが、夢は口にした方が良い方向へと流れて行きますし、口にすることで思いが継続していきますので、モチベーションキープにも役立ちます。そこで大切なのが、「誰に話すのか」なのです。たとえばマイホームを購入するという夢の場合、周りに同じような夢を持っている人、すでに実現している人がいれば、その人たちに話しても否定的な言葉は出て来ません。一方、周りの人たちの生活とかけ離れている夢の場合には、その人たちに言わないことが鉄則。同じような夢を持っている人以外には話さない方が良いでしょう。
夢を書き出して毎日読み上げよう
夢というのは、自ら発することで行動するパワーが生まれてきます。誰かに話して共感や応援を得ると共に、夢を書き出して毎日読み上げる等、視覚と聴覚で自らの夢を自分の力でサポートしていくことをお勧めします。大切な夢だからこそ、邪魔はされたくありませんよね。夢を妨げるような否定的な意見をシャットアウトして、自分の夢を叶える努力をしていきましょう!