子育て/子育てスタイル

世界で活躍する子の必須条件!グローバル意識の育て方(2ページ目)

人口減少にともない、国内の市場成長への見込みが落ち込む中、多くの企業が、海外市場獲得のため「世界を舞台に活躍できる人材」を切望しています。こうした変化の中、21世紀を生きる子どもにとって、「グローバルに考え・判断し・行動できる力」を育むことが、ますます必要不可欠となるでしょう。この記事では、親子で楽しみながら「グローバル意識」を高める18の工夫を紹介します。

長岡 真意子

執筆者:長岡 真意子

子育てガイド

「グローバル意識」を高める工夫4から18を紹介します。

4.異なる文化の音楽に合わせ踊る
世界各国の音楽のリズムに合わせ踊ってみましょう!

世界各国の音楽のリズムに合わせ踊ってみましょう!

世界各国の音楽のリズムに合わせ、身体を動かしてみましょう。インターネットやDVDなどで、現地の人々がどのように踊っているのかを観て、比べてみましょう。

5.本やスクリーンに登場する異文化を持つ人々について話し合う

自分との共通点や差異について話し合ってみましょう。

6.世界各地の子供の生活を調べる

映像や写真集などを見ながら、驚いたこと、いいなあと思ったことなどを話し合ってみます。日本の子供の生活と同じようなところ、違ったところは何でしょうか。

7.世界の衣服に親しむ

どんな材質でできているでしょう。男女どのように違うでしょうか。特別な行事にはどんな服装をするのでしょう。どんな装飾が施されていますか。また過去と現在では、どんな違いがあるかを調べてみましょう。

8.異なる文化の家屋の写真をみる
石、土、氷、レンガや布、何で作られているでしょう。どのくらいの広さがありますか。もし、この家に住んでいたら、と想像しながら話し合ってみましょう。

9.世界の民芸品に触れる

インターネットや写真集を眺めてみましょう。どんな人が、どんな時にどのように作り、いつ用いるのでしょうか。何でできていますか。どんなところで手に入れることができるのでしょう。

10.異文化の家屋や民芸品を模倣する
絵に描いてもいいですし、紙や箱やリサイクル品などを用いて、工作してみましょう。

11.旗を描く

旗と子供

旗と子供

世界各地の旗を調べ、描いてみます。いくつ覚えられますか。カードにして当てっこゲームをするのもいいですね。

12.様々な言語の挨拶の言葉を知る
声に出して言い合ってみましょう。日本のお辞儀のように、特定のジェスチャーもともなうのでしょうか。朝昼晩で異なる挨拶を調べてみましょう。

1773. 異なる文字を真似する
上から下へ書きますか。それとも横書きでしょうか。いくつのアルファベットがあるでしょう。日本語のひらがな、カタカナ、漢字のように、異なる文字が用いられていますか。文字を真似して書いてみましょう。

14.異文化に触れられる博物館や展示会を訪ねる
民族博物館や、世界各地の文化を展示する催し物に足を運んでみましょう。

15.異文化を持つ人々と知り合う

異文化を持つ人々が身近なところに暮していませんか。相手が迷惑に思わないようだったら、知り合いになってみましょう。出身国ではどんな暮らしをしていたのでしょう、母国語はどんな言葉なのでしょうか、聞いてみましょう。

16.身近な周りのモノがどこで作られているかを知る
洋服や食物や生活用品まで、どこで作られているのか見てみましょう。現地で働く人々の様子を調べてみます。労働賃金は日本と比べ、どれほど違うのでしょう。

17.留学生を支援する団体に問い合わせる

留学生を受け入れ支援する団体に問い合わせ、留学生と触れ合いつつサポートする機会があるか尋ねてみましょう。

18、地球儀を見る
上のような取り組みや、日常生活の中でも、他の国の名前が出たり、異文化に触れたたびに、地球儀をみるようにしましょう。何度も様々な地域を繰り返し見ることで、地理を記憶できますし、同じ1つの地球に、これほど多様な人々が共に暮しているということを、より視覚的にとらえることができるでしょう。


親子で楽しみながら、世界へと目を向ける姿勢を育んでいきたいですね。多感な子供時代に異文化を体験することは、大きくなってからも、異なる文化を持つ人々に対し、より理解の気持ちを示し、親しみを持つことへと繋がります。「グローバル意識」を培い、これからを生きる子ども達が、世界へと羽ばたくサポートをしてやりたいですね。


参考資料:
(*1)「報告書~産学官でグローバル人材の育成を~ 」産学人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会 2010年4月

(*2)’21st Century Skills and Global Awareness’Partnership for 21st Century Skills
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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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