裏サイトでの「ネットいじめ」にどう対応するか?
学校裏サイトにおける「ネットいじめ」など諸問題に対して、どのような対処方法があるのでしょうか?学校裏サイトはネット上に無数に存在しており、それらすべてを親や学校などが監視することは、ほぼ不可能。ある悪質な掲示板を見つけてそれを閉鎖しても、すぐに別の掲示板を立ち上げることが可能ですので、特定の掲示板の閉鎖もあまり有効ではありません。
一番いい方法としては、子どもにネットに関わらせないようにすることです。とはいえ、現代でインターネットに完全に関わらないようにして生きるのはほぼ無理なので、せめて学校裏サイトには関わらないようにするのがいいでしょう。
学校裏サイトはネット上無数にあるウェブサイトの中でもごく一部の存在であり、見なくても困ることは全くありません。関わらなくて済むなら、見ないことが一番の対策です。
「ネットいじめ対応アドバイザー」の資格認定
ネットいじめはネット上で行われていて実態がつかみにくく、どう対応したらよいのかIT関連の経験・知識が不足しているのが現状です。その対策として、全国webカウンセリング協議会が、「ネットいじめ対応アドバイザー」の資格認定を開始しています。この資格は、テキストを購入して、その内容を勉強し、最終的に課題を提出して合格すれば認定されます。テキストの内容としては、学校裏サイトや、そこで行われるネットいじめの実態、そしてその対処方法の基本など。
問題はネットの世界が日進月歩であり、何か対策を立てても、すぐにそれを無効にする技術や手段が出てきてしまうことが多い点でしょう。そうならないために、ネットにおける対策は頻繁なアップデート、内容の最新化が求められます。