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手土産に喜ばれる!お花モチーフの華やかスイーツ(4ページ目)

パティスリーに並ぶ華やかなお菓子の中でも、ひときわ目を引く「お花モチーフ」のケーキに出会ったことはありますか?バラの花をはじめ、様々な花をモチーフにした可愛らしい「フラワーケーキ」や、原材料に花を使ったものなど、見ても食べてもハッピーな気持ちになれるものばかり。手土産にも喜ばれ、インスタグラム映えも間違いなし!

平岩 理緒

執筆者:平岩 理緒

スイーツガイド


まさに情熱の赤い薔薇!「パッション ドゥ ローズ」の「ローズ」

「パッション ドゥ ローズ」の「ローズ」(税込580円)

「パッション ドゥ ローズ」の「ローズ」(税込580円)

店内に入ると、ショーケースの中でひときわ目を引くのが、真っ赤なバラの花のケーキ。やわらかな質感のクリームが、本物の花びらのように繊細に重なり合っていて、一体どのように作られたのだろう?と思わずじっと見入ってしまいます。

形が全て微妙に異なるのは、1つ1つ手絞りで仕上げるため。最後の仕上げに、ピストレという吹き付けのデコレーション技法を施して、鮮やかな赤色の薔薇の花が完成。「ローズ」と名付けられた、「パッション ドゥ ローズ」を代表するスペシャリテです。

「パッション ドゥ ローズ」という店名は、フランス語で情熱を意味する「Passion パッション」と、田中貴士シェフがお好きだという赤い薔薇の花言葉が「情熱」であることの掛け合わせから生まれたそう。

そんなシェフの思い入れを象徴するこの「ローズ」。チョコレート味のフィリングを焼き込んだタルト土台の上に、フランボワーズのクリームを丁寧に絞っていき、大輪の薔薇の花を咲かせます。クリームにはマスカルポーネが隠し味に加えられていて、酸味と共にまろやかなコクがあり、ふんわりと軽い食感。中にビターなガナッシュも忍ばせてあります。

フランボワーズとチョコレートは、フルーティーな甘酸っぱさと、複雑な余韻やほろ苦さがお互いを引き立てあって、フランスでも昔から、特に相性のよい組み合わせだと言われています。万人に愛され、飽きの来ない味として、お店のスペシャリテにふさわしいですね。

「パッション ドゥ ローズ」のオーナー田中貴士シェフ

「パッション ドゥ ローズ」のオーナー田中貴士シェフ

田中貴士シェフは、「タイユバン・ロブション」「BENOIT(ブノワ)」「ピエール・エルメ・パリ」といった、フランスや日本の有名店での修業を経て、2013年4月にご自分のお店をオープン。レストランでの経験を活かし、テイクアウトが前提であっても、ゼラチン量をぎりぎりに減らした口どけのよさを追求するなど、まるでレストランのデザートのような感覚のケーキを得意としています。

そんな「パッション ドゥ ローズ」が、丸4年を経て、2017年4月11日に、以前の店舗から歩いて10秒ほどの近所に移転リニューアルオープン!新店舗にはイートインスペースも併設されるとのことで、これまで以上に楽しめそうです。

薔薇の花を贈るかのように、大切な人に食べてほしい「ローズ」。熱い思いを伝えてくれることでしょう。

<ショップデータ>
「PASSION DE ROSE」(パッション ドゥ ローズ)
東京都港区白金1-13-12
電話 03-5422-7664
営業時間 10:00~19:00
定休日 無休
https://www.facebook.com/Passion-de-Rose-729943850358105/


続いては、お花モチーフの愛らしい焼き菓子達をご紹介!少し日保ち長めで持ち歩きもしやすいので、手土産に重宝すること間違いなしです。

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