じれったい展開の続く日経平均、いつ上抜け?
じれったい展開の続く日経平均ですが、徐々に上抜けの圧力は高まっているように見えます
6月末の底を起点に下値支持線を引いてみると、調整はもう少し続いても不思議ではなく、現在の調整はある意味、堅調な調整とと言うこともいえるのではないかと思います。
徐々に上に突き上げる圧力は高まっている
ただし、3か月間ほど何も動いていないという事になるのですが、右に進むにつれて上へ上へと突き上げる圧力は強まっているように思います。たとえば、3月13~17日の週も円高で下げたとはいえ、1万9,500円台で踏み止まっています。以前なら1万9,000円近くまで下げていたものですが、次第に下げ位置が上へと切り上がってきている様子です。FOMCやオランダの選挙、日本や英国、スイスなどの中央銀行の金融政策決定会合といったイベントを通過した今後こそ、企業業績や経済改善というファンダメンタルズを反映し、上抜けにトライして行って欲しいところです。
上抜けを期待している投資家には忍耐を要する局面ですが、ここは上抜けを信じて待つ以外にないように思います。ビッグイベントは通過してしまいましたが、そうした材料のない状況で、案外相場は動きだすことも十分にあります。
参考:日本株通信
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