金融市場は地政学リスクの高まりとともに不安定な状況

北朝鮮によるミサイル発射や、米国のトランプ大統領によるFBI長官の電撃解任等、2017年の金融市場は地政学リスクの高まりとともに不安定な状況を強いられています。

一般的に、リスクオフ(リスクを回避)の基調が強まると、円が買われる傾向にあります。米国の大統領選挙を機に反転したドル円相場でしたが、最近のマーケットには不安要因が多いためか、円高ドル安が進行しています。

地政学リスクの高まりとともに、今後ドル円相場がどう動くのか、気になっている人も多いかもしれません。ドル円相場が今後どう動くのか、考えてみました。

ドル円相場の現状を確認しよう

ドル円相場の日足チャートを見てみましょう。
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会社四季報オンラインより


2016年11月に行われた米国の大統領選挙を機に、1米ドル118円台までドル買いが進行しましたが、現在は1米ドル111円台と円が買われていることがわかります。

今後の動きを予測するには

価格の動きを考える時には「フィボナッチ数列」を使って計算します。

フィボナッチ数列とは、1を黄金分割「0.618:0.382」した数字のことを言います。ピラミッドやペンタゴン(米・国防総省)、タバコの箱等がこの比率で作れていて、多くがフィボナッチ数列と関連しています。

例えば、為替や株価が動いた場合、その動きに対してどの程度戻るのか、押すのかを計算する時に使います。

フィボナッチ数列で計算してみよう

ざっくりと計算してみましょう。ドル円の高値118円から、安安値99円。幅は19円です。この19円に3つの数字を掛けます。そして、基点となる安値もしくは高値から計算します。

118-(19×38.2%)=110.7円
118-(19×38.2%)=108.5円
118-(19×38.2%)=106.2円

すでに110円台は達成されていますので、残りの二つの数字になるのかという所ですね。今後の動きに注目ですね。

ちなみに、株式投資の格言に、「半値戻しは全値戻しにつながる」があります。2分の1が達成されれば全部戻る可能性があるという意味です。ですから、株価の動向を考える際には、これらの数字を使って計算することで目安の数字がわかりますから、参考にはなるかもしれませんね。


※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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