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実体験!LCCで国内旅行が賢く節約できた!

旅先で美味しいものをたくさん食べたい!買い物もしたい!観光もしたい!スポーツもしたい!あっという間に予算オーバーとなってしまう旅費を抑えるには移動手段を節約するのも一つの手段です。ここ数年、かなり使い勝手の良くなったLCCを利用して賢く楽しく国内旅行をしてみましょう!

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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LCCの運賃は格安

最近空港で見かけることが多くなったLCC

最近空港で見かけることが多くなったLCC

日本国内の移動でもLCC(格安航空会社)の便数が増え、だいぶ気軽に利用できるようになってきました。旅行に行くときは、LCCが目的地へ就航しているなら、まずはLCCを利用した場合の費用を確認してみると良いです。

ガイドも何度かLCCを利用して、家族と国内旅行をしてみました。下記は実際に利用した時の片道費用(1人分)です。全てインターネットで事前に予約しました。

LCCを利用した時の実際の費用

LCCを利用した時の実際の費用


運賃は航空会社ごとに違い、季節や予約のタイミングでも違います。国内線には他にバニラエアとピーチも就航していますが、どこも時々キャンペーンを実施して、さらに格安な運賃を提供しています。ガイドの場合でも運賃は3,500円~5,080円で搭乗できています。成田から札幌(新千歳)へも福岡へも5千円程度で行けるのは、かなり魅力的ですよね。家族4人で旅行をしても、5万円あれば札幌も福岡も行って帰ってこられます。

運賃以外にも費用負担がある

中国系のLCCも日本国内を飛んでいる

中国系のLCCも日本国内を飛んでいる

運賃は格安ですが、それだけでは目的地に着きません。上記の表にも記載してある運賃以外の費用がいくつかあります。
  • 支払手数料
    予約した運賃等を支払うのに別途手数料がかかります。支払方法によって手数料を変えている場合もあります。
  • 座席料
    任意負担ですが座席を指定すると座席料がかかります。新幹線等で指定席が自由席より高いのと同じ感覚ですね。1~2時間の移動時間なので気にしない人は座席指定する必要はありませんが、カップルや親子でどうしても隣同士が良い場合は、1席あたり数百円の座席料が必要になります。
  • 受託手荷物料
    機内へ持ち込める手荷物や預ける手荷物の重量に制限があり、超える場合は別途費用を負担する必要があります。例えば春秋航空日本では、機内に持ち込める手荷物5キロのみが無料で、受託手荷物は全て有料となっています(運賃が最も安いラッキースプリングの場合)。5キロを超える場合は事前購入で5キロごとに750円かかり、出発当日に空港カウンターで手続きをすると5キロごとに1,500円かかります。超過荷物がなければ負担する必要はないですが、キャリーケースを持っていくと空の状態でも3キロ近い重さがあるので、無駄のないよう早めの準備が大事です。
  • 空港施設使用料
    羽田空港や成田空港を利用する場合にかかる費用で、成田空港第3ターミナルは国内線出発・到着ともに380円(大人)となっています。ちなみに第1・第2ターミナルは440円なので、LCCが使用する第3は少しだけ節約できます。

快適を優先するかコストを優先するか

LCCは諸費用込でもかなり格安ですが、それには企業努力によるきちんとした理由があります。いくつか挙げると、首都圏では羽田空港ではなく成田空港を利用し、機体の稼働率を上げ、機内では必要最低限のサービスにし、座席間隔もあまり余裕はありません。これらの理由を受け入れられる人は利用すると良いですし、受け入れられない人は利用しなければ良いのです。

たまに欠航することもある

たまに欠航することもある

ガイドは国内旅行の移動手段としてLCCを積極的に利用していますが、仕事での利用は避けた方が無難かと思っています。何故かというと、過去に機体不良で欠航になった事があったからです。代替便をお願いしようにも、当日も翌日も空席のある便がなかった為、やむを得ず他社便を利用しました。結局、到着は半日遅れ、当初の何倍ものコストをかけての移動となってしまいました。時間に余裕がない時は、快適性を優先した方が良いかもしれませんね。


LCCの普及により国内旅行の旅費をかなり抑えられるようになりました。節約して浮いた分でもう一度旅行をしても良いですし、お土産代にまわしても良いです。ファミリーもカップルもおひとり様も、LCCを使って積極的に旅をして、新しい日本を発見してみて下さい。
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