自分を認められるようになるには?
人に、ではなく、自分で自分をきちんと認める!
例えば、誰かに評価されることはなくても人を助けるなどのいいことをする、逆にバレなくても悪いことしないなど、無理をしない程度に、自分のことを誇らしく思える行動をやっていくのです。
そうすると、そんな自分をだんだん認められるようになり、たとえ周りの人が自分を評価してくれなくても、自分は“自分の一番の味方”でいられるようになるのです。
人前でばかりいい人を演じて認められたところで、そんな裏表のある自分を、自分はよく知っているので誇れません。
結局、人生はいつだって、自分(の弱さ)との戦いです。人が見ていようと見ていまいと、その弱さは自分には分かってしまいます。だからこそ、日々、自己を磨いて、より強い自分になっていくことが大事なんですよね。
劣等感があるとき、どうしたらいい?
自分のことを認めたくても、人から傷つけられたことでできてしまった劣等感によって、なかなかうまくいかない人も少なくありません。多くの人が、幸せなことばかりではなく、悲しい出来事、苦しかったことなど、さまざまな経験を重ねて大人になっています。世の中には理不尽なことをする人もいるし、心無い言葉を投げつけるような人もいます。そんな辛い経験から、未だ心に穴が開いてしまっている人もいます。
でも、そんな残念な人と同じ土俵に乗ってはいけません!また、そんな人の行為に傷つけられたままでいたら、相手の思うツボです。人を傷つける卑劣な行為や言葉に、価値を与えてしまってはダメです。
いつまで経っても、その悔しさから抜け出せない人もいるでしょう。ただ、そんな人は、知っておいた方がいいことがあります。
「その悲しみ、苦しみから自己を解放するのは、最終的には“自分自身”である」ということです。もしかしたら、その心にある苦しみは、その出来事そのものではなく、“いつまでも囚われている自分”にも原因はあるのかもしれません。
「囚われている思いを手放すこと」「自分が変わるのを恐れないこと」は、幸せに生きるために重要なことです。それができたとき、人はもっと楽になれるのです。
何度も思い出しては「悔しい!」と思うのではなく、そんな自分を傷つける相手なんてどうでもいいので、「もう、こんなことに囚われるのはやめよう!」と手放しましょう。そんな人のために、自分を不幸にしてはいけません。
劣等感を手放し、さらに自己を認め、“自分の一番の味方”になれたとき、大きな変化が出てきます。それを最後に紹介します。