ポイント・マイル

クレジットカードで割り勘してポイントゲット!

先日、ファミリーレストランに行きましたが、支払い時の伝票を見ると「割勘」と表示がありました。○○円×2名、△△円×4名とあり、最初は意味がわかりませんでした。そのレストランは6名で利用していたため、2名が○○円、4名が△△円を出せば「ピッタリ割り勘できる」という親切な表記だったようです。最近ではこの割勘もアプリで簡単にでき、さらにクレジットカードで支払うこともできるようになっているのです。

菊地 崇仁

菊地 崇仁

ポイント・マイル ガイド

約230種類のポイントを扱う、ポイント交換案内サービス『ポイ探』を運営。自身でも4枚のカード、3種類の電子マネーを活用し、1年間で約10万マイル以上を陸で貯めている。

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「割勘」というと小銭のやり取りが大変です。1万円しか持っていない、という人が複数いた時点で、お店を出るまで立て替えておくから、というようなやり取りになります。この面倒な割勘も最近ではスマートフォンのアプリで簡単にできるようになっています。

割勘アプリとは?

割り勘アプリとは単なる電卓機能ではなく、実際にお金のやり取りができるものとなります。

ヤフーが提供する「さっと割り勘 すぐ送金」アプリや、LINEの「LINE Pay」を使うと簡単に割り勘ができ、お金のやり取りもアプリ内で完結します。まず、アプリに銀行口座を登録し、その銀行口座からアプリにチャージします。そのチャージされた金額をアプリ間で送金します。

受け取った人は、受け取ったお金をYahoo!マネーとしてYahoo!ショッピングで利用したり、LINE PayカードとしてJCB加盟店で利用できるため、無駄になることはありません。

現金のやり取りが発生しませんので会計時もスマートです。しかし、これらのアプリの場合は、単に便利というだけで、お得ではありません。

クレジットカードでも割り勘できる!

割り勘アプリの中で、お得も提供しているのが2017年1月に開始した「paymo」です。銀行口座からアカウントにチャージするかわりに、登録したクレジットカードで相手に直接決済(送金)する仕組みのため、割り勘でもクレジットカードのポイントを貯めることができます。

受け取ったお金は銀行口座に出金することが可能です。ただし、出金時には手数料がかかりますので、ある程度まとまったお金を出金しなければなりません。

さらに発展したのが2017年春に開始する「Kyash」です。クレジットカードで割り勘する機能は変わりませんが、受け取ったお金をKyashが発行するVisaカード(プリペイドカード)を通して利用することができます。


割り勘でも現金をでやり取りする必要がなくなり、2020年の東京五輪の頃には現金を持ち歩く必要がなくなるかもしれません。
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