【ミニストップ】2強は「練乳いちごパフェ」と「プレミアム安納芋ソフト」!
いちご感とミルク感にこだわった、2016年の「練乳いちごパフェ」(税込350円)
「『練乳いちごパフェ』は、例年1月に発売していましたが、昨年は暖かくなり始める3月に発売したところ、爆発的なヒットを記録。パフェの2大看板商品である『マンゴーパフェ』と『プリンパフェ』をしのぐ売れ行きでした」と山盛さん。
また「プレミアム安納芋ソフト」は、素材にこだわった“プレミアムソフト”シリーズの第4弾として10月に発売。昨今人気の素材である安納芋を贅沢に使用したソフトクリーム。素材のプレミアム感に加え、トレンドキーワードの“和洋折衷”感もヒットした要因かもしれません。2017年はどんなプレミアムソフトが発売になるのか、今から楽しみです!
「函館メルチーズ」は、プレーン、パンプキン、生キャラメル風味、チョコレート味の4種を販売(各税込178円)
2016年のハロハロは、冷凍みかん、黒蜜きなこ、ソルティレモンなどを発売
「ハロハロはこれまで男性客が主なターゲットでしたが、新たな客層に向けた味に仕上がっていると思うので、楽しみにしていてください」と山盛さん。また、人気のフルーツパフェでも、新しいフルーツが登場予定。2016年はイチゴ、マンゴー、ブドウ、白桃の4種でしたが、2017年はどんなラインアップになるのでしょうか。
手土産になるような品質、パッケージを目指して改良していくという袋スイーツ
どれにしようか悩むこと間違いなし!充実のチルドカップ飲料売り場
「同じコーヒーでも、朝一番に飲むのと、ランチの後などに飲むのでは、求める味が違うと思います。そうした時間帯ごとのニーズにも細かく対応したいと考え、現在では25品ほどを揃えています。女性がデスクに置いてカワイイ!とテンションが上がるようなパッケージもこだわりです」と山盛さん。2017年も、個性的なフレーバーが登場しそうです。
【スリーエフ】引き続き「至福の~」シリーズが2017年もヒットの予感!
2016年10月の発売以来好調の「至福のガトーショコラ」(税込160円)
冷やして食べるデザート感覚の“生クリームパン”。「清水屋KIRIクリームチーズパン」(税込230円)
「INOUE EGG FARM」(相模原市)で生産された「Natural&Rich さがみっこ」を使用した 「至福のくり~むプリン」「至福のくり~むプリン」(税込280円)
「神奈川県発祥のコンビニとして、地産地消への取り組みは継続して提案していきたいと考えています。弊社の規模だからこそ出来る、手作り感のある商品を今後も展開していきます」と、広報の露木里美さんは語ります。
【まとめ】2017年コンビニスイーツは原点回帰!
コンビニ各社へのインタビューを通じて感じたことは、コンビニスイーツは一回りして、改めて原点回帰のおいしさへ立ち戻ろうとしているのではないか、ということでした。数年前に比べ、コンビニスイーツは飛躍的に身近な存在になり、スイーツの購入手段として一般にも広く浸透してきました。しかしその反面、スイーツ業界全体で見ると、消費者のスイーツの購入手段は年を追うごとに多様化し、競合はますます激しくなっています。加えて、スイーツの流行のスピードも速く、プレミアムロールケーキのような爆発的なヒット商品はここ最近、生まれにくくなっています。
そうした背景もあり、コンビニ各社は、新商品で爆発的なヒットを狙うのではなく、定番のアイテムをしっかりとおいしく作ることでリピーターを着実に増やす路線にシフトしているように思います。
とはいえ、コンビニならではの遊びの部分も、コンビニスイーツにとってなくてはならない要素。定番アイテムのさらなる魅力アップと、新しいスイーツの展開に2017年も注目です!