ポイントは自分のものではない
ポイントは自分のものではありません。ポイントは発行企業のもので、実際にポイントを利用した時に「権利が自分に移動する」という仕組みとなります。そのため、ポイントを盗まれた場合、被害者はポイントを保有している人ではなく、発行企業が被害者です。このようなことから、筆者はポイントはすぐに使いましょう、と言っています。ポイントを貯めておいても増えなければリスクしかありません。
しかし、新たにポイントに利息が付いたり、ポイントで運用したりできるサービスが開始しました。
実質年利1%の利息がつく「リアルワールド」
リアルワールドの「ポイント利息」
また、クラウドソーシングサービスのCROWDではデータ入力や記事作成などの簡単な仕事でポイントを貯めることができます。
貯めたポイントは、楽天スーパーポイントやAmazonギフト券、ANAのマイルなどに交換可能ですが、毎月10日時点で100ポイント以上保有していると、毎月の保有実績に応じて月利0.083%(年利で約1%)の利息ポイントを受け取れます。
ポイントを運用できる「永久不滅ポイント」
クレディセゾンの「ポイント運用サービス」
有効期限のない永久不滅ポイントを運用するサービスが「ポイント運用サービス」です。運用などの手数料は無料。外国株式や外国債券に投資するアクティブコース、国内債券を中心に運用するバランスコースを選択できます。
100ポイント単位で運用することができ、運用中のポイントは1ポイント単位で取り出すことができます。「ポイント運用サービス」は、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する投資信託の運用状況に応じて増減するため、取り出すタイミングによっては、ポイントが減少することもありますので注意しましょう。
まとまったポイントを保有できるのであれば、運用してポイントを増やしてみるのも良いでしょう。ただし、最初に書いたとおり、ポイントはあくまでも企業のものですので、リスクがあることだけ覚えておいてください。