このまま夫の青色専従者のままでいいでしょうか?
パートに出ることも検討しているが
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■相談者
ナチュラルさん(仮名)
女性/専業主婦(青色事業専従者)/42歳
関東地方/持ち家・一戸建て
■家族構成
夫(自営業/43歳)、子ども(中学2年)
■相談内容
夫は昨年独立し個人事業主です。私は看護師として子どもが2歳の頃からパートで働いていましたが、去年病気になり退職しました。今年の6月から、青色専従者となり(経理、その他事務)月収20万円、ボーナス20万円ずつの予定です。月収の50万円に専従者給料も含みます。現在、私の治療はこの先ずっとかかります(通院/月1~2回、治療費/月4万円)が、私の体調が良くなったら、週に2~3日でも看護師としてまた働きたい(収入面もあるが、気分転換の要素もある)と思っていますが、このまま専従者の方がいいでしょうか?
また、私の退職以降、貯金ができません。保険を減らした方がいいと思うのですが、夫は自営業なのでやはり、保険は減らさないほうがいいのでしょうか。小規模企業共済は月8万円まで賭けられて、全額所得控除になるため、収入を考えれば、保険を減らしてこちらを増やすべきか悩んでいます。私の保険も見直したいのですが、現在の治療は副作用が多く、がんのリスクを抱えています。そう考えると、がん保険は解約すべきではないのかと思います。
開業してまだ一年も経っていないし、私が退職して収入が減って医療費が増えたことで、教育費の準備や老後資金など、不安でしかたありません。
よろしくお願いします。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)加入保険の内訳
[夫]
・終身保険(65歳払込終了、死亡保障200万円)=保険料6178円
・収入保障保険(保険期間58歳まで、月額10万円)=保険料6460円
・医療保険(入院5000円、7大疾病給付付き)=保険料2549円
・がん保険(入院1万円、診断給付金100万円)=保険料3285円
・任意労災保険(死亡1500万円、入院/通院1万円、休業補償5000円)=保険料1万370円
[妻]
・終身保険(65歳払込終了、死亡保障200万円)=保険料6178円
・収入保障保険(保険期間58歳まで、月額10万円)=保険料6460円
・医療保険(入院5000円、7大疾病給付付き)=保険料2549円
・がん保険(入院1万円、診断給付金100万円)=保険料3285円
[長女]
・子ども保険(死亡130万円、賠償3億円、育英300万円、入院3000円など)=保険料750円
(2)社会保険料、税金以外に年間で発生する支出
・自動車コスト(保険料、自動車税、車検整備費用)17万円
・帰省・旅行費用 15万円
・地震保険 1万454円
・町内会費 1万5000円
(3)ボーナスの使いみちについて
あくまで予定だが、全額貯蓄をしたいと考えている。
(4)住宅ローンについて
借入額/1500万円
22年固定(完済2033年)/金利2.0%
返済額/毎月 7万278円(ボーナス返済なし)
団体信用保険は3大疾病+5つの重度慢性疾患保障付き
(5)お子さんの進路
高校までは公立。大学は地元の公立が望ましいが私立もやむなしと考えている。大学は「看護大学」「看護系大学」(4年生)を希望しているとのこと。
(6)妻が働く場合の条件など
体調の方はだいぶ回復してきたが、やはり仕事復帰には慎重になっている。希望は専従者とパートで、看護師としては時給1300円のパートを4時間/日を2日/週で月収4万円が考えている。また、1年くらい働いて体調が良く、勤務先の理解もあれば専従者を外れて、4時間/日を5日/週までは働いてみたいが、復帰を希望する病院は、規模の関係で社会保険加入はできないとのこと。一方、職員の処方薬の全額助成制度があり、医療費がかなり減らすことができる。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 青色専従者ではなくパートで収入を得たい
アドバイス2 5年間で教育費を貯めなくてはならない
アドバイス3 自営業の家計を意識しよう
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