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話題の「ぶら袖」、大人はこう着れば素敵に見える(4ページ目)

日本でもブームの兆しが見えている、袖先を余らせる新フォルム「ぶら袖」。その名の通り、袖先が余ってブラブラして見えるシルエットのこと。「ジャストフィット=おしゃれ」という常識が崩れ、「エクストリーム(極端)シルエット」が盛り上がる流れから来ています。無愛想になりがちな冬ルックに朗らかさやウィットを加えてくれる、大人の女性が取り入れたくなるような「ぶら袖」ルックをご紹介します。

宮田 理江

執筆者:宮田 理江

レディースファッションガイド


進化系「ぶら袖」はアウターでアレンジ


アウターを肩掛けして「ぶら袖」の印象をぐっと強めてundefined

アウターを肩掛けして「ぶら袖」の印象をぐっと強めて (c)Rie Miyata


アウターを背中側へずらして着れば「ぶら袖」に変身undefined

アウターを背中側へずらして着れば「ぶら袖」に変身 (c)Rie Miyata


アウターの袖を超えてはみ出させるのが「ぶら袖」の基本形ですが、おしゃれ上手は早くもその先を行き始めました。スーパーロング袖のセーターを着て、アウターの両袖に腕を通さない「肩掛け」にすると、長いニット袖の印象がぐっと強まります。ロングコートを羽織りかけているので、ニットの袖先が時折のぞく仕掛け。ランジェリーのようなスリップスカートも縦長効果をプラス。足元はスニーカーではずすという、上級者のアレンジです。アウターで「ぶら袖」をたくらむツワモノも出現。ムートンのブルゾンはレギュラー丈の袖のようですが、指は隠れています。理由は着物の襟抜きのようにアウターを肩から落として、全体に背中側へずらして着ているから。肩から背中にもダイナミックな動きが出て、見どころ満載の着姿に。手持ちワードローブだけで組み立てられる点でも取り入れたくなるお見事コーデです。

「ぶら袖」コーデはいかがでしたか? 無愛想になりがちな冬ルックに貴重な朗らかさやウィットを加えてくれるから、ブームになるのも当然と言えます。大人は難しいと思い込んでしまいそうですが、今回ご紹介したようなアレンジを取り入れれば、手持ちウエアと組み合わせやすくなるので、着回しの新テクニックとしても試してみてはいかがでしょう。

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