auスマートパスからスマートリレーションへ
auは2013年夏モデルの新製品発表会を開催。新機種4モデルと新サービス展開を発表しました。
auは3M戦略の第1弾としてスマートパス構想を打ち出し、会員600万人を突破したauスマートバリューやauスマートパスを提供することで、スマートフォンからオープンなインターネットをシンプルに、安心して使えるサービスを展開してきました。
そして2013年の現在は、スマートフォンの利用者も5割を超えるほど普及してきたことで、利用者が求めるニーズはスマートフォンが欲しい(購入)から、スマートフォンで何かがやりたい(使いこなす)に移行しているとしています。
自分好みのクーポン・チケットが届く、テーマパークの待ち時間をなくす、スマホ1つで旅行ができるなど、スマートフォンを「使いこなす」をサポートするキャリアをめざし、スマートリレーション構想をうちだしています。スマートリレーションでは、スマートフォンとリアルな生活との繋がりを強化することで、日常の生活をシンプルと驚きのある生活にかえていくサービスイノベーションとしています。
使いこなすを目指すスマートリレーション構想
スマートリレーション構想でのauスマートパスは、リアルな生活とPUSHによる発見のあるサービスをめざし、「アプリから生活へ」「PULLからPUSHへ」「提供から共創へ」で、Simple&Luckyを実現するサービスが提供されます。実際の利用では、サービス情報はタイムラインUIで、自動配信により情報を受け取ります。
・アプリから生活へ
多くのパートナー企業との協力により、スマートフォンをつかって、リアルな生活でのサービスを利用できる機会を増やします。また、ぴあとの連携ではスマートパス会員限定のチケット先行予約、音楽ライブ、映画試写会などの提供が予定されています。
・PULLからPUSHへ
タイムラインUIで自動に送られてくる情報から、気になるものをタップして直ぐにチェックができます。
・提供から共創へ Simple & Luckyな情報との出会いと活用
女子大生、ビジネスマン、子育てママなど、様々な生活スタイルにあわせた情報を自動で提供します。
また、auスマパス総会では、毎月テーマを決めてユーザー投票や意見により内容を決めるといったサービスも検討しています。
HTC×au
HTCとのリレーション強化も発表。HTC BLinkFeedTM×auスマートパスでは、HTC J ONEのホームメニューでSNSやニュースとともにauスマートパスのリアルな生活情報が自動配信される。
auスマートサポートでスマホを使いこなせるように
スマートリレーションでは、スマートフォンのサポートも大きく変更が加えられます。auの調査によると、スマートフォンの初期設定でのつまずく人が65%、相談できる人がいなくて困ったケースが58%、スマートフォンを使いこなせていないと思うユーザーが52%と、半数以上がスマートフォンを使い切れていない現状から、「auスマートサポート」の展開が発表されています。
・24時間ヘルプから個別訪問サービスまで
ユーザーの要望に合わせる、スマートフォンを使いこなしたいというニーズに応えるために、専任チームによるサポートチームを組織し、24時間対応で使い方や初期設定などを支援します。このほか、個別に1対1による自宅訪問サービスが提供されます。またWeb教室も提供が予定されています(2013年11月予定)。
・スマホお試しレンタル
購入前のレンタルサービスも実施されるとのことで、貸し出しから返却まで2週間で、1週間ほど試用ができるサービスも提供されます。
それでは次のページから、今回の新製品を紹介しましょう。