コンパクトでカジュアルなデザインが魅力
今では製品名を「冷風・衣類乾燥除湿機」としていますが、「コンビニクーラー」という名を記憶している人も多いはず。スーツケースをイメージしたデザインはネーミングにマッチし、若い世代を中心に支持を得ました。今も受け継がれているそのデザインは、生活感を感じさせず、カジュアルなインテリアに馴染みやすい。キャスターは左右移動だけだのタイプですが、大きな固定ハンドルの効果で動かしやすい印象。他社より背が低いので、床に座る生活スタイルの部屋でも圧迫感が少ない。機能だけでなくデザインも気にしたい人におすすめ。
私だけ冷やす「コンビニクーラー」で省エネ
現時点では、他社と比べて冷風機能が特に秀でている訳ではありませんが、「コンビニクーラー」としてスタートしたシャープらしく、冷風モードの切り替えボタンに存在感があり、わかりやすい。このレバーを切り替えることで、前からの送風が冷風のみ・裏から温風が出るようになり、機械の前方ではしっかり涼むことができます。風呂上がりに涼みたいときや、エアコンを運転するのがもったいないと感じるときに利用するのがおすすめ。ただし、後ろからは温かい風が出るため、部屋全体の温度は下がらないことを踏まえて、上手に使い分けましょう。
プラズマクラスターイオンでカビも臭いも抑制
シャープといえば「プラズマクラスターイオン」が売り。例外なく、この機種にも搭載されています。除湿の送風と一緒に放出することで、空中のカビ菌を除去したり、付着カビ菌の増殖を防いでくれるのはうれしい機能。また、衣類の臭いを消臭する「衣類消臭モード」や、「衣類乾燥」で洗濯物の臭いを防ぐなど、脱臭の効果もあります。イオンも「入/切」が選べますが、基本的には常に出しておくのがおすすめ!