SNS投稿で愛される人、嫌われる人
facebook投稿で知っておきたいテクニック
今回は、あなたの書いた文章を読んでいる人が幸せになれるような、「愛される魅力的な人」になるための投稿のコツをお伝えします。
1.日常の喜びに、「人」と「感謝」を絡める
SNSに載せる記事を書く時、「何か特別なことが起きたら書こう」と構えてしまい、なかなか投稿できなくなる人がいますが、重要なのはそこではありません。まずは、日常のほんのささいなことから生まれた、喜びや楽しかった気持ちをまずはそのまま書いてみましょう。そして、それに少しだけ「ちょい足し」をすると、愛される投稿になりますよ。「日常の喜び」に、「人」と「感謝」を絡めると、プレゼントになります。
例えば、「このクッキー、美味しい!」という「日常の喜び」があった場合、それに、「人」と「感謝」を絡めてみましょう。「こないだ〇〇ちゃんがオススメしてくれたクッキーがすごく美味しくて、夕方の会議も頑張れそう! 〇〇ちゃんありがとう♪」
いかがですか? 「人=〇〇ちゃん」と「感謝=〇〇ちゃんありがとう♪」を絡めるだけで、その場の空気感、その人の人間関係、その人の日常が想像できて、ハッピーで魅力的な投稿になります。
「こんないいことがあったよ!」という、その時の喜びと感謝の気持ちを特別なことだけを書くよりも、リアルな日常の出来事のほうが伝わりやすいもの。そして、「日常で生まれた感謝」を言葉にしてプレゼントにする、というイメージを持ってみましょう。
2.「失敗」に「気付き」をプラスする
何か特別なことが起きたら書こうとしがちなことに似ていますが、いいことだけを書こうとするのも、陥りがちな間違いです。むしろ、自分が失敗してしまったことの記事を書くことも、読んでいる人へのプレゼントになります。ただし、ネガティブな投稿にするわけではありません。何か失敗をしてしまった時、「今日は失敗しちゃったから書けることがない……」と思うのではなく、失敗したからこそ、「次からはこの部分に気をつけよう、これからはこうしていこう!」という“気づき”が生まれるんですよね。
それを投稿することで、同じ失敗をしてしまった人、同じ悩みを持っている人、これからその悩みにぶち当たっている、もしくはぶち当たる可能性のある人が読んだら、「気づき」をプレゼントできますよね。自分の失敗が誰かへのプレゼントになれば、それは「価値ある失敗」になるはずです。
3.ポジティブメッセージに「笑顔」を添える
最後に、少しハードルが高いかもしれませんが、あなたの「笑顔の写真」を入れてみましょう。「えっ、自分の笑顔なんて誰も見たくないでしょ……」「私、そんなに美人じゃないから……」などと躊躇してしまうかもしれませんが、ぜひやってみてください。
例えば、人気のお笑い芸人さんをWEBニュースやSNS上で見かけると、ついついクリックしてしまいませんか? 芸人さんは、だれもが容姿端麗なイケメンや美女ばかりではなく、とてもふくよかだったり、髪が薄かったり、顔がコミカルだったり、コンプレックスとなり得る特徴を持った人も多いはず。でも、なんだか気持ちがなごんだり、ほほえましかったりして、親しみを覚えてしまうんです。
なぜ、芸人さんを見ると、気持ちがなごんだり、ほほえましかったりして、親しみを覚えてしまうのでしょうか。人気の芸人さんは、ただ「ネタが面白い」から愛されているのではないんです。それは、芸人さんが自分のコンプレックスを受け入れて、魅力に変えて、「相手を笑顔にしたい! 相手を喜ばせたい!」という、プレゼント・マインドで生きているからです。
お笑いのプロではない私たちでも見習える部分があります。人は、誰かの笑顔を見ると、「自分が受け入れられている」と感じ、ほほえましい気持ちにもなります。「おはようございます! 今日も良い天気ですね!」というような簡単で前向きなメッセージとともに、あなたの笑顔を投稿記事に載せてみましょう。
愛されるSNSは「吐きだめ」ではないと心得て
SNSを「自分の想いを吐き出す場所」や「承認欲求を満たすための場所」だと考えている人は少なくありません。それで、イライラしたときや落ち込んだときの気持ちをそのまま吐き出してしまう人をみかけます。でも、愛される魅力的な人になりたいのであれば、不平不満やネガティブなことを書くのはやめて、できるだけポジティブなことだけを精査して書くよう心掛けましょう。
なぜなら、ポジティブな人のまわりにはポジティブな人が集まってきます。不平不満を言う人のまわりには似たような人が集まってくるものだからです。逆に、自分からポジティブに、太陽のような発言をしていればネガティブな人を遠ざけることができます。
あなたも、友達にするなら明るくて素敵な人のほうがいいですよね。読んだ人が楽しくなるような、愛される人になる魅力的な記事を書いてみてくださいね!