日経平均に明るい兆し!?1万8000円に向かうか!?
日経平均は7月中旬から膠着状態が続いています。上値は1万7000円の壁があって重いものの、かといって下値も堅く、実際のところは無トレンド状態と言えます。そして、株価はもちろんですが、50日移動平均線も横ばいの推移となってきています。200日移動平均線はあまり動かず、平坦なものですが、50日移動平均線まで長期に渡って横ばいの推移となるのは珍しいものです。しかしながら、テクニカル指標からは、いくつかの明るい兆しも見られます。まず、長期の騰勢を見るサメーション・インデックスで明るい兆しが見られます。この指数は日々の東証一部の上昇及び下落銘柄数によって、長期の趨勢を計測しているものです。同指数は中間値の0を挟み、上下の動きを繰り返していたのですが、ここで高値を超えようかという雰囲気です。
一方、日経平均のチャートを見ると、50日移動平均線と200日移動平均線のゴールデンクロスが迫っているようにも見えます。ゴールデンクロスとなれば中期的に力強い上昇が期待できるようにもなるところです。このように考えると、現在の動きの乏しい株価推移は、大きな値動きを前に脚をためている状況とも言えると思います。
米国の第3四半期企業業績に注目。世界的な業績相場への転換なるか!?
次の動きのキッカケとなりうるのが今週から始まる米国企業の第3四半期決算です
それでは米国企業の第3四半期がどうなるかですが、これまで全体の足を引っ張っていたエネルギーセクターの予想はまだ大幅減益予想ですが、直前期より悪くなく、S&P500社全体で▼0.5%の減益程度が予想されているところです。4四半期連続で減益を続けてきた企業業績でしたが、今回ははゼロ%成長近辺、もしくは最終増益に転換できる可能性もあるところで、期待が持てると思います。
参考:日本株通信
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