節約するなら便利さより価格を優先する
スーパーマーケットでお得に買えると気分も良い
食料品等の買い物は日常的に必要なものなので頻繁にします。チラシで一生懸命チェックして安い店へ行っても、数十円とか数百円しか節約できないかもしれません。しかし、僅かなお得(節約)であっても「塵も積もれば山となる」で、1カ月単位、1年単位で考えれば大きな成果となります。
一方で、スーパーまで買い物に行くのは面倒くさいので、近所のコンビニで済ませる人も多いです。出先で喉が渇いて自販機で飲み物を買う人も、通勤途上で毎日決まったように同じ場所で同じものを買う人もいます。これらは自動販売機やコンビニエンスストア等で価格より便利さを優先しています。どれも間違った消費行動ではないでしょうが、もし、お得に買いたい(節約したい)なら、便利さを犠牲にしてでも割安感を追求していく必要があります。犠牲の内容が受け入れられる(理解できる)ならば、誰でも簡単にお得に買うことができます。
日頃の購入スタイルを変える
まずは世の中の相場を知るべく折込チラシやネットスーパーで飲み物の金額を確認してみました。新型コロナウイルス感染症の影響で、買い物も感染対策をしながらとなりますが、このような経済状況が厳しい時こそ賢く消費生活をしたいものです。例えばペットボトルのコーヒーをみてみると、1リットル弱のコーヒーがネットスーパーでは84円から購入でき、スーパーマーケット(実店舗)へ行っても同程度の価格で購入することは可能です。定価は倍くらいするものもあるので、買い物前にチラシやネットで下調べをするだけで、簡単に約5割引きで買えます。
ペットボトルのコーヒーは缶コーヒー約5個分の容量なので、仮に1本90円で買うと1缶あたり18円で買うのと同じといえます。自動販売機の缶コーヒーは100~120円程度で売られているので、ペットボトルのコーヒーを活用すれば8割以上もお得になります。
なお、上記のネットスーパーは通常330円程度の送料がかかります。送料が無料になる金額以上のまとめ買いをするとか、店舗へ行って購入する等して、できる限り送料負担を回避するようにしたいものです。
職場で飲むコーヒーは家から持っていく!
職場へはマイボトルを持参!
通勤途上や仕事中に自販機やコンビニで缶コーヒー等を買っていると、1日1缶(1杯)で毎月2,400円(120円×20日で計算)もかかってしまいます。1日あたり2缶(2杯)だと毎月4,800円で、結構まとまった額になってきます。どうせ毎日飲むなら少しでもお得に購入したいものです。家から持参できるなら、ペットボトルのコーヒーをまとめ買いして、毎日マイボトル等に入れて持っていけば、毎月2,000円はお得(5日でボトルコーヒー1本として20日で4本×90円=360円と仮定)になるはずです。
もし職場環境的に許されるなら、購入時の届け出先を自宅ではなく勤務先にして、会社にまとめ買いしたボトルコーヒーを置いておけば、毎日持参する手間が省けます。同僚と共同購入することもできます。職場に冷蔵庫があれば最高ですね。
ちょっとした努力をすることで、日々の生活のお得度は簡単にアップします。みなさんも取り組んでみては如何でしょうか。
※記事は節約が必要な人やお得に買い物をしたい人に向けて書いたものです。日本経済のことを考えたら過度なお得(節約)の追求は望ましくないと思っています。経済的に余裕のある人は価格以外の要素(品質や利便性等)を優先させて、是非旺盛な消費をしてください。
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