コンビニグルメ/ソフトドリンク

コンビニのチルドカップ「カフェラテ&オレ」飲み比べ

コンビニにズラリと並ぶ、チルドカップ飲料。種類が豊富なので選ぶ楽しさがあり、持ち運びのしやすさなど利便性の高さでも人気のアイテムです。今回は、チルドカップ飲料の中でも人気の高いカフェラテとカフェオレに注目!各社オリジナルブランドの飲み比べをしてみました。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド

コンビニのチルドカップコーヒーの魅力!

チルドカップ飲料

子どもと公園で遊ぶときにも、チルドカップが便利です!

コンビニのコーヒーと言うと昨今はセルフで淹れるカウンターコーヒーが主流になってきていますが、一方でまだまだ需要があるのが、チルドカップと呼ばれる商品群。

カウンターコーヒーのように購入後に自分で淹れる手間がなく、また持ち運びや保管も便利なことから、ランチのおともや、オフィスでの休憩などに重宝されています。

今回は、主要コンビニのチルドカップコーヒーを徹底比較!なかでも女性に人気の「カフェラテ」や「カフェオレ」を取り上げ、飲み比べをしてみました。各社、製造元や原材料にも違いがあるので、ぜひ好みの味を見つけてみてくださいね。

1、セブンイレブン
2、ミニストップ
3、ローソン
4、ファミリーマート
5、サークルKサンクス
6、【番外編】どこのコンビニでも買えるオススメ品はこれ!


セブンイレブンのカフェラテ!シンプル素材で、飽きないおいしさ

セブンのカフェラテ

セブンイレブンの「カフェラテ ビターショット」。240mlで136円とコスパも高いです

セブンイレブンのチルドカップコーヒーは、「カフェラテ」(250ml/136円、300ml/170円)、「カフェラテ ノンスウィート」(136円)、「カフェラテ ビターショット」(136円)、「キャラメルラテ」(149円)、「カフェモカ」(149円)の5種。

カフェラテのみの商品展開で、ブラックコーヒーがないのが特徴。キャラメルやモカなどのフレーバーラテも楽しめるのが、女性には嬉しいポイントです。

セブンのカフェラテundefinedノンスウィート

個人的に最もお気に入り!セブンイレブンのノンスウィート

セブンイレブンのチルドカップコーヒーの魅力は、原材料がシンプルで、余計な素材が使われていないこと。

例えば「カフェラテ」は、生乳を50%以上使用し、その他の原材料は、コーヒー、砂糖、乳製品のみ。ミルクの自然な甘みを生かしたまろやかな味わいです。

私が普段、もっともよく飲んでいるのは、「ノンスウィート」。一般的な砂糖不使用のラテは、人工甘味料で甘みを補うことが多いのですが、これはシンプルに、生乳、コーヒー、乳製品のみを使用!砂糖不使用なのにミルクの甘みで飲みやすく、コーヒーのコクもしっかり。罪悪感なく、ゴクゴク飲めるのが魅力です。


ミニストップのカフェラテ&カフェオレ!圧倒的なバリエーションが魅力

ミニストップ

カラーバリエーションがかわいい、ミニストップのカフェラテコレクション。

一方、圧倒的な商品バリエーションで選ぶ楽しさをもっとも感じさせてくれるのが、ミニストップ。カラフルなカップの色と、ほっこりしたデザインも魅力です。

チルドカップコーヒーは、圧巻の13品!とりわけカフェラテとカフェオレの種類が充実しているのが特徴で、なんと8種類も揃えています。

朝飲むラテ

「朝のむラテ」は、1本63kalとカロリー控えめなのも嬉しい!

そのうちとくに個性的なのが、「朝のむラテ -あと味すっきりー」(158円)。朝、目覚めの1杯として飲むのと、午後にスイーツと一緒に飲むのとでは、確かに求める味が変わりますよね。甘みも苦味もひかえめで、飲みやすい仕上がり。

さらに、「カフェラテ 豆乳仕立て」(158円)や、「カフェ・オ・レ脂肪ゼロ」(138円)、通常のカフェラテの2倍のコーヒー豆を使った「ビターダブルラテ 豆2倍」(158円)、など、他のコンビニにはないバリエーションが魅力です。

加えて、抹茶ラテ(198円)、カフェモカ(178円)、キャラメルラテ(158円)などのフレーバーラテも充実。なかでもカフェモカは、ミニストップの代名詞ともいえるベルギー産チョコレートを100%使用。エスプレッソ抽出のコーヒーと合わせ、ビターな味わいに仕上げています。


ローソンのカフェオレ!アイテムを絞り込み、品質で勝負

ローソンのカフェオレ

ローソンの「カフェオレ」は、クリーミーな味わい。

ローソンは、「カフェオレ」2サイズ(240ml/136円、360ml/198円)と、「エスプレッソ」(136円)、「無糖」(127円)の4品という絞り込んだ商品構成。商品名を、“カフェラテ”ではなく“カフェオレ”としているのも特徴です。

「カフェオレ」は、他と比べて甘みもしっかりとあり、クリーミーさが際立つ味わい。原材料に植物油脂が含まれているためか、クリームっぽい濃厚なコクがあり、まろやかなミルクラテとはひと味違った味が楽しめます。

ラテ好きとしては選択肢が「カフェオレ」一つに限られてしまいそうなところですが、「エスプレッソ」もミルク入りなので、コーヒーのビター感を求めるときや、さっぱりと飲みたいときにはおすすめです。


ファミリーマートのカフェラテ!豆にこだわり、繊細な味の違いを表現

ファミマのカフェラテ

ファミリーマートのカフェラテは、コーヒーにこだわりが!

ファミリーマートのチルドカップコーヒーは、「カフェラテ」(135円)、「ノンシュガーラテ」(135円)、「エスプレッソラテ」(135円)、「クリーミーラテ」(195円)、「ブラックコーヒー」(128円)、「タピオカカフェオレ」(238円)の5種。

「カフェラテ」は、アラビカ種100%、「クリーミーラテ」は、エチオピアモカ65%ブレンドといった具合に、同じラテでもコーヒー豆を使い分けるこだわり。コーヒーの濃さや甘み、ミルク感を微妙に変えた商品構成で、コーヒー好きのツボをおさえたラインアップとなっています。

パッケージの色が商品とリンクしているので、ひと目で選びやすいのもポイントです。「カフェラテ」は、コーヒーの風味とミルクのコク、甘みのバランスがとれた味わい。「エスプレッソラテ」も、ビターすぎず飲みやすい味わいです。


サークルKサンクスのカフェラテ!こだわりの贅沢シリーズ

サークルKサンクスのプライムワン

サークルKサンクスの「プライムワン」シリーズ。アピタ、ピアゴでも購入できます。

サークルKサンクスのオリジナルチルド飲料は、ユニーグループの開発商品「プライムワン 贅沢シリーズ」。アピタなどでも購入できます。

コーヒーのラインアップは、「カフェラテ」(158円)、「カフェラテ微糖」(158円)、「エスプレッソ&ラテ」(158円)、「ブラックコーヒー」(135円)の4種類。容量は220mlと、他店よりもやや少なめです。

「カフェラテ」は、ビターなコーヒーの香りとしっかりとした甘み、クリーム感がマッチした1品です。

以前はこれに加え、コンビニで唯一カフェインレスコーヒーを使用した「カフェラテライト」があり、カフェインに強くない私にはとても重宝していました。2016年9月現在、サークルKサンクスの商品情報ページには紹介されていないようですが、一部店舗ではまだ取扱いがあるようです。

最後に……、個人的なオススメをもう1品紹介!


【番外編】どこのコンビニでも買えるオススメ品はこれ!

こうした各コンビニのPB商品以外にも、全国のコンビニで購入できるチルドカップコーヒーがたくさんあります。今回は、その中でとくにお気に入りの1品を紹介します。

ドトール監修商品

ドトール監修商品は、コーヒーの苦味とミルクのコクのコントラストが絶妙!

2016年夏、個人的にセブンイレブンの「カフェラテ ノンスウィート」と並んでもっとも購入頻度が高かったのが、「DOUTOR 直火焙煎カフェ・オ・レ」(208円)。

こちらもセブンイレブン同様、原材料は、生乳、コーヒー、砂糖、乳製品のみとシンプル。「直火焙煎」とあるように、コーヒーの風味がしっかりと感じられるのが特徴。香料など不使用の自然な味わいもお気に入りです。

また、通常のカフェラテが250mlなのに対し、こちらは270ml。その分、少しお値段も高めですが、たっぷり飲みたいときにもおすすめです。

ちなみに、ドトールコーヒー監修商品は全国どこのコンビニでも販売されていますが、系列の「エクセルシオール」監修商品については、ファミリーマート限定で販売されることが多いです。この夏は、ハニーラテ、ココナッツラテが発売されており、季節ごとに異なるフレーバーが発売されるのも楽しみの一つです。

チルドカップ飲料の裏面

表示を見ると、原材料、製造元、カロリーなど、微妙な違いがわかります

最後に、これらチルドカップ飲料の製造元について調べてみました。

コンビニでは、チルドカップ飲料のOEM専門企業・リフレカップ(ミニストップ、ファミリーマート)を中心に、オハヨー乳業(セブンイレブン)、古谷乳業(ローソン)、協同乳業(ファミリーマート)、トーヨービバレッジ(スリーエフ)など、様々な企業が製造・販売に携わっています。また、ドトールコーヒーやUCC上島珈琲などの専門店が商品開発に携わっているものもあります。

それから、飲み比べを通じて改めて実感したことは、コーヒーはあくまでも嗜好品で、好みは人それぞれだということ。

私は普段、ブラックコーヒーはほとんど飲まず、自分で淹れるときもミルクを半分以上入れて飲むタイプなので、今回の味の比較も、ミルク感をしっかりと感じられるものが好みでしたが、逆に「もっとコーヒーが主役のほうがいい!」と感じる人もいると思います。

製造メーカーには個性があり、味の傾向が違うので、製造元を比較しながら飲み比べてみると、発見があってまた楽しいですよ!


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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