ソフトドリンクライター業を始めてから5年ほどになりますが、昔の清涼飲料水の話になると、必ず名前の出てくる飲料があります。それは、サントリーの『マリンクラブ』や『サスケ』、キリンの『オフサイド』などです。

サスケやオフサイドはインパクトのあるCMで記憶に残っているそうなのですが、マリンクラブは『3種類の味を混ぜると飲料の色が消える』ということで記憶に残っているそうなのです。特に女性からマリンクラブの話が多く出てきます。以前、男の脳、女の脳に関する書籍を読んだとき、女性は男性に比べて色彩に敏感であるというような事が書いてありましたが、それも理由にあるのでしょうか。



先日、ある方が引っ越しで缶を処分するというので、200本ほど缶を引き取らせていただきました。その中にマリンクラブ2種類が中身入りであったのです。発売は1982年ですから、発売から20年後に初めてお目にかかることができました。現在では実物を見ることはまず無理ですが、商品写真であれば六曜社から昨年発売された『なっちゃんの秘密』という本で見ることができます。(ちなみにこの本は、サントリーデザイン部の加藤芳夫さんというアートディレクターの手がけた『ボス』『なっちゃん』『緑茶』などのメイキング、過去に発売されたサントリーの清涼飲料の写真が多数掲載されています。今回のCloseUp!執筆もこの本が役に立ちました)

そこで、今回は、マリンクラブを混ぜるとどのように色が変わるのか調べてみました。レッドベリーとグリーンライムの2種類だけでブルーミントは無かったので、本当に色が消えるのか確かめられなかったのは非常に残念ですが、20年前の商品が21世紀の現在に残っていることの方が奇跡です。