日銀のETF買いで上がる銘柄は?
日銀のETF買いで上がる銘柄を探して投資することは、ある程度効果がありそうです
日銀は下がったときに買う傾向があります。そしてETFの買い入れによって大きなインパクトを受ける銘柄があれば、株価が下がったところはそれらの銘柄の買いチャンスになるとも言えると思います。下記は16年8月12日時点の株価を利用し、ガイドがその時点で推計した日銀ETF買入インパクトの大きな銘柄リストトップ20です(時価総額の変動がありますので最新の順位は随時変わっていきます)。ETF買い入れ額の50%強を日経平均型に、残りの大半をTOPIX型に、5%弱をJPX400指数型に入れる想定で計算しています。
日銀インパクト上位銘柄はレバレッジ型ETFをも上回る好パフォーマンス
そして下記は8月3日(日銀ETF買入倍増実施前日)から8月31日までの前述の銘柄の直近騰落率です。8月4日に日銀が初めて一日当たり700億円を超える買入倍増を実施した前日より、8月末までの騰落率を取っています。この間、日経連動型ETFは+5%、そして2倍動く同レバレッジ型ETFで10.2%の上昇という具合ですが、上記の日銀インパクト上位銘柄がレバレッジ型ETFをも上回る好パフォーマンスとなっております。日銀買入インパクト第1位のミツミ電機は+32.2%高と上昇率トップでしたが、平均的な日経平均採用銘柄は、日経ETF並みの+5%と考えると、如何に日銀介入のインパクトが大きいか分かります。東証一部の4社に1社で公的マネー(年金ファンドと日銀)が筆頭株主となっている状態です。この状態が健全なのか?という問題はともかく、少なくとも日銀の買い入れは今後も続くわけですから、その影響を上手く利用するのは1つの良い方法だと思います。
参考:日本株通信
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