夫が事業で300万円の借金。貯蓄できない生活から抜け出すには……
夫が借金を抱えている
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■相談者
ランランさん(仮名)
女性/会社員/39歳
関東地方/賃貸住宅
■家族構成
夫(40代・無職)、子ども2人(6歳・1歳)
■相談内容
夫が借金300万円を残して、事業に失敗。現在、就職活動中です。たまに単発の仕事が入ることはありますが、ほぼ「専業主夫」状態です。私は先日、育休から復職しました。夫の収入をあてにせず、自分の収入のみで借金返済と子供の教育費と歯科矯正費用(この3年間で100万円)のための貯蓄をしたいのですが、何を削ればいいのかがわかりません。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)夫の借金ついて
借り入れ先は妻の両親。利子はない。ただし、家の修繕費用を貸してもらったため、実家の修繕費用に資金が必要なため、3年後には完済するよう言われている。
(2)加入保険
[夫]
・共済1(病気死亡400万円、病気入院4500円、がん特約)=保険料3000円
・共済2(3大疾病診断保険金100万円・介護一時金100万円)=保険料780円
[妻]
・医療保険(終身保障、65歳払込終了、入院1万円)=保険料7万8000円(年払い)
・低解約返戻金終身保険(60歳払込終了、死亡保障 200万円 )=保険料4700円
・妻/がん保険(終身保障、65歳払込終了)=保険料1400円
[子ども]
・上の子/子ども共済(個人賠償責任保険・示談交渉つき)=保険料1270円
(3)実家での同居、親からの援助について
実家は遠方のため仕事を辞める必要があり、また山の中なので地元に仕事がないことを考えると、実家での同居は難しい。また、両親とも年金暮らしでギリギリの生活のため、資金援助は不可能。
(4)通信費の内訳
スマートフォン2台保有(通話し放題プラン・データ定額パック)で2万円。スマホ本体の機種代が7000円、インターネット回線3500円。
(5)夫の今後の仕事について
妻としては、また借金の可能性のある自営業ではなく、アルバイトや契約社員など立場は問わず、決まった金額が毎月入ってくる仕事をして欲しいと思っている。また、その場合、借金返済を先に行いたいので、しばらくは生活費への組み入れは考えていない。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 家計と借金返済は切り離すべき
アドバイス2 家計管理次第では教育資金は十分間に合う
アドバイス3 避けるべきは無収入の期間が長引くこと
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