プロっぽい写真にするコツをシーン別に紹介
スマホでの写真撮影は便利で手軽なだけでなく、SNSなどで共有する楽しみもありますね。そこで今回は、シーン別にiPhoneアプリを使ってプロっぽい画像を撮影&作成する方法をご紹介いたします。一眼レフっぽい“ボケ”を活かして絵はがきのような写真を撮る
プロっぽい写真とはなんと言っても“ボケ”がポイントになります。“ボケ”とは対象物にピントを合わせ、背景はぼやけた感じにして奥行きを作り出す撮影方法のこと。iPhone標準カメラではのっぺりした画像になりがちですが、“ボケ”を作るなら『Big Lens』がオススメです。
このアプリは円状や帯状にぼかしを入れるのではなく、対象物をセレクトできるのが特徴です。
こちらはアプリからカメラを起動させて撮影編集もできますし、カメラロールに保存されている画像から編集することも可能です。
まずは対象物をブラシや投げ縄などで選択します。自動補正してくれますのでアバウトになぞるだけで大丈夫ですよ。
対象物をセレクトしたら「Next」で編集画面に進みます。「絞り」では対象物からの“ボケ”の範囲が調整できます。「フィルタ」でお好みの色調を選択してください。
のっぺりとした画像に奥行きと味わいが生まれました。野外でのポートレートや、対象物を強調したいときなどに活躍するアプリです。
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自撮りは美肌補正アプリで最大限の美しさを引き出す
自撮り画像もアプリを使ってプロっぽく仕上げることができます。『Beauty Plus』の美肌補正力は、最大限の美しさを引き出してくれます。こちらもアプリからカメラを起動した撮影編集と、カメラロールに保存されている画像から編集することが可能です。
編集したい画像は用意されたフィルタを選択するだけで、自動的に美肌補正してくれます。カメラロールへの保存はレ点をタップ、もしくは各SNSへ投稿すると保存されます。
また、シャッター音が無音なので、自撮りしているのが周囲にバレにくいのもうれしいところ。
オリジナル画像と比べて、ただ美肌加工しただけなのに顔がほっそり見えます。髪と肌にもツヤが出ました。自身の肌や洋服の色などに合わせてフィルタを選択すると、より美しく仕上がりますよ。
■「BeautyPlus」のダウンロードはこちら
料理の美味しさが伝わるコツは“撮影角度”と“色合い”
撮影する頻度が多い料理画像は、LINEアプリの『Foodie』で目でも美味しさを楽しめるくらいに変身させてみましょう。料理画像は基本的に真上からの撮影がプロっぽい画像のポイントです。こちらもアプリからカメラを起動して撮影編集と、カメラロールに保存された画像からの編集が可能です。カメラを起動した場合、フィルタは画面を左右にスワイプして選択することもできます。
メニューによってぴったりのフィルタがわかりやすく表示されているのも特徴のひとつ。スイーツのカラフルな色合いを際立たせたり、冷たいドリンクの涼しさを表現する色調だったり、具材の持ち味をより強調させるフィルターが20種類以上も用意されています。
彩り綺麗なスイーツプレートが、甘い香りが漂ってきそうなほどに美味しそうに仕上がりました。これなら「美味しそう!」が画像から十分に伝わりそうです。
■「Foodie(フーディー)」のダウンロードはこちら
動く子供やペットは人工知能でベストショットを逃さない
思い出や成長の記録を残したい子供やペットの画像ですが、ベストショットを撮るまでに何枚も撮影してカメラロールがいっぱいになったりします。そこでオススメしたいのが、人工知能で一番良い画像を残せる『Microsoft Pix』です。
こちらはアプリからカメラを起動して使います。シャッターを押すと10枚の撮影をして、その中からベストショットを選んでさらに合成や色調を自動補正して最高の一枚を作りあげてくれます。これなら集合写真で「誰かが目を閉じてしまった!」なんて失敗もありません。
対象物が動いている場合は、一部が動くGIFアニメのようなLive Image(シアターグラフ)を作成してくれることもあります。
マナーモード中はシャッター音が無音になるので、普段使いのカメラアプリとしてもオススメですよ。
■「Microsoft Pix」のダウンロードはこちら
クリップレンズを使ったマクロ(接写)撮影でクオリティがさらにアップ
スマホ用のクリップレンズを活用して、マクロ(接写)撮影を楽しんでみるのはいかがでしょうか?カメラ部分にクリップでレンズを重ねるだけの簡単装着で、最近では100円ショップでも手に入れることができます。iPhone標準カメラでもアプリでもできないマクロ撮影は、その実力が伺えます。
iPhone標準カメラでは花全体を捉えるのが限界でしたが、マクロレンズでは花粉のつぶつぶまで確認できます。洋服などの生地の質感や、機械部品などの小さなものを撮影するのにも使えそうですね。