月額980円で書籍、雑誌、コミック読み放題

Kindle Unlimitedは月額 980円(税込)で和書12万冊以上、洋書120万冊以上、雑誌240誌以上のKindle電子書籍が読み放題になる定額読み放題サービスです。池井戸 潤、三浦しをん、石田 衣良、北条 司、手塚 治虫などの人気作家、漫画家のベストセラーやコミック、週刊エコノミストやニューズウィーク、Tarzanなどの人気雑誌も定額で読むことができます。Kindle端末を持っていなくても、iOS/Androidスマートフォン、タブレットやPCで利用することができます。実際に利用した上でそのサービス内容をご紹介したいと思います。

Kindle Unlimitedを利用する方法

■Kindleアプリをダウンロード
まずはKindle無料アプリをダウンロードしましょう。このアプリがあればKindle端末でなくてもKindle電子書籍を閲覧することができます。
app

 

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>>Androidの方はこちらから

■無料体験をクリック

30日間の無料体験が設けられているので、興味のある人はまずはこちらを利用しましょう。Amazonのアカウントを持っている人であれば「30日間の無料体験を始める」をクリックしてパスワードを打ち込むだけで、他に面倒な手続きは必要ありません。
yomiho

 

■読みたいタイトルをダウンロード
Kindle端末の場合であれば、電子書籍リーダーとストア機能が一体になっていますが、それ以外ではリーダー(アプリ)とKindleストア(ブラウザ)は別々になっています。そのためスマホやタブレットで利用する人はまずブラウザ上のAmazonページで書籍をダウンロードし、それからアプリ上で閲覧することになります。ブラウザ上のAmazon Kindleページの「Kindle Unlimited読み放題」をクリックすると読み放題対象の書籍、雑誌、コミックが表示されます。「読み放題で読む」をクリックすると、タイトルが自動的にアプリ上にダウンロードされます。
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■アプリ上にダウンロードできるのは10冊まで
書籍、雑誌、コミックにかかわらず、一度にアプリ上に保存できるのは(読み放題対象タイトルに関しては)10冊までです。読んだもの、いらないものを消去して空きを作ればさらにダウンロードすることが可能になります。もっとたくさんダウンロードできればいいのにとも思いますが、端末の容量を考えればこの方がいいのかもしれません。手元にずっと残しておきたいものが増えた場合は「1-Clikckで今すぐ買う」で別途購入することももちろん可能です。
myapp

 

気になるラインナップは

読み放題ならば「古くてマイナーなタイトルばかりではないか?」という疑念を持たれるかもしれません。書籍、雑誌、コミック毎にKindle Unlimitedのラインナップの概観をご紹介します。

■書籍(80,000冊以上)
小説、ビジネス書が特に充実している印象です。池井戸潤や伊坂幸太郎、三浦しをんなどのベストセラー作家のタイトルが読み放題対象となっていますが、まだまだ限定的にしか扱っていません。人気作家のタイトルが今後増えていくのかどうかは未知数です。

■雑誌(240誌以上)
Tarzan、Pen、ニューズウィーク、週刊現代などの有名雑誌が対象となっています。普段から定期的に読む雑誌が読み放題になっているのであれば、月額980円は十分支払う価値があるのではないでしょうか。

■コミック(30,000冊以上)
「ブラック・ジャック」、「orange」、「信長のシェフ」などある程度メジャーなタイトルをそろえてきた印象です。ただし週刊少年誌などの超メジャーなタイトルは見かけません。コミックの場合は、
  • 全巻読み放題
  • 新刊を除いて読み放題
  • 1巻のみなど、一部読み放題
というようにタイトルによって読み放題の範囲が変わります。お試し的に読んでもらって、後で個別購入につなげようという意図が窺えます。

■コストパフォーマンスは高い
全体的な印象で言うと、書籍を目当てにしている人にとってはそれほどメリットのあるサービスではないかもしれません。書籍の場合は限られた読み放題対象タイトルから選ぶよりも、お金を別途払ってでも本当に読みたいものを読むというのが実際のところではないでしょうか。

雑誌に関して言えばお得感があると感じます。幅広いジャンルの雑誌があるので、読みたい雑誌が全くないということは少ないかと思います。コミックに関しても、面白いタイトルを探したいという人には定額制は適したサービスであると言えます。買うほどではないけど読み放題なら読もうという人も多いかと思います。月額980円ならばしばらく試してみてもいいかなというのが感想です。

こんな人におすすめ

■電子書籍を利用している
普段から電子書籍を利用している人であれば、このサービスは利用しない手はないでしょう。
■購読している雑誌が読み放題対象
日ごろ定期購読している雑誌が読み放題対象であるならば、月額980円を払っても十分にペイできると思われます。
■時間つぶしに書籍を買う
移動の多いビジネスパーソンにとっては強い味方になりそうです。ダウンロードしてしまえばネット接続せずに利用できるところも、新幹線や飛行機などで利用することの多い人向けです。

Kindle Unlimited以外の読み放題サービス

電子書籍読み放題サービスを提供しているのはAmazonだけではありません。ドコモの「dマガジン」、楽天の「楽天マガジン」も定額制読み放題サービスを提供しています。ただしこれらで読めるのは雑誌だけです。その分Kindle Unlimitedよりも低価格になっています。

■dマガジン
ドコモが提供する「dマガジン」では、月額432円(税込)で160誌以上の雑誌を閲覧することができます。週刊文春、週刊新潮、anan、andGIRL、ダ・ヴィンチ、週刊ファミ通などの有名雑誌をそろえています。ドコモユーザー以外でも利用できますが、dアカウントというアカウントを作成する必要があります。
dmaga

 

■楽天マガジン
楽天が提供する「楽天マガジン」では、月額410円(税込)で200誌以上の雑誌を閲覧することができます。さらに年間契約だと3,888円(税込)と、実質月額324円で利用することができます。また、楽天市場などで利用できる楽天ポイントとの連携も楽天マガジンの強みと言えます。ただし、有名雑誌は抑えていますが、楽天マガジンでしか読めない有名雑誌は少ないように感じられます。
rakuten

 

■均一化していく雑誌読み放題サービス
低価格なため、これらのサービスを併用することは難しくありませんが、それぞれラインナップを順次拡大しており、また雑誌は書籍と違って新規創刊が少ないため、近いうちに各サービス間の差異は小さくなっていくと思われます。その点、書籍やコミックを有するKindle Unlimitedは今後強みを増していくと予想されます。

電子書籍ビギナーを取り込むサービスになるか

電子書籍は当初の予想と違い、私たちの生活にそれほどのインパクトを与えていない状況でした。その理由として、電子端末での読書への抵抗感、紙媒体とさほど変わらない値段設定、サービス終了への不安など、様々な要因が挙げられています。Kindle Unlimitedに代表される定額制読み放題は、これまで電子書籍を利用しなかった層を取り込む可能性を秘めていると感じます。その理由は「手軽さ」「読み捨てやすさ」にあると思います。このサービスでは限られた読み放題対象タイトルしか読むことができません。しかし読書においては、能動的に買ってでも読みたいものと、受動的でもいいから時間をつぶすために読みたいものという2つの側面があります。後者にとって、「電子書籍+読み放題」というのは非常に相性がいいと言えます。いつでもどこでも購入でき、支払いのストレスはなく、なおかつ捨てることに困らないからです。これまで電子書籍に抵抗を感じていた人を取り込むことに成功すれば、電子書籍の可能性はより一層広がっていくのではないでしょうか。



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