お金のかかる夏休み、どう節約する?
夏休み期間は、普段よりも生活費がかかるもの。特にお子さんが複数人いる家庭からは悲鳴が聞こえてきそうです。家計の夏バテを防ぐために出来ることを考えてみましょう。ポケモンGOを上手く使おう
家計も体も夏バテしないように!家計も体も夏バテ防止!
一方、スマホが欲しい、対応している新しいスマホを買ってほしい等等、子どもから泣いて頼まれて困っている親もいることと思います。
スマホを買う買わないは各家庭の教育方針次第ですが、もしも買うなら、この機会に親のスマホも格安スマホに買い替えるなどして、通信費の見直しをしてください。
ポケモン探しには、飲み物持参で
歩きまわる時に心配なのは熱中症。節約の観点から言えば、飲み物の持参は当然ですね。麦茶に砂糖と、少し塩も入れると夏バテ防止になります。水筒ではなくペットボトルに入れていくなら、軽く凍らせて持って行くのもいいですね。冷たいペットボトルと一緒におにぎりや唐揚げなどのちょっとしたお弁当を入れておけば、お弁当の傷み防止にも。完璧な保冷ではありませんので、お弁当を持ち歩く時間が長くなりすぎないように気を付けてくださいね。作り置きで、食費・光熱費・手間をへらす
つづいて、毎日の食費。普段の昼食は残り物で簡単に済ませるのに、夏休み中は子どものためにそれなりにきちんと作らねばならず、手間暇と食費の負担を感じるという人もいると思います。食材にかかる費用の増加はある程度は仕方がありません。その分、手間暇と光熱費を抑えましょう。夕食を作る時におかずを多めに作っておき、翌日の朝食や昼食にも食べるというのは基本ですよね。料理の回数を減らしてガス代電気代を抑え、鍋類の洗い物を減らして水道代を抑えます。料理は子どもと一緒すれば手間も抑えられ(増えちゃう場合もありますが…)、絵日記のネタにもなります。
もしも料理を大皿に盛って出す習慣があるなら、翌日分はあらかめじ取り分けて冷蔵庫へ。美味しく出来た料理ほど、あればあるだけ食べたくなってしまいます。食べ盛りの子供のいる家庭では、あらかじめ食卓に並べる量を調節し、食費・食材を計画的に使えるようにします。メニューは冷めてもおいしいものを中心にすれば、翌日にチンすることもなく頂けますね。
おやつ代、ジュース代を減らす
その代わり、減らすように心掛けたいのが、ジュースやお菓子にかけるお金です。家にいる時間が長い分、冷蔵庫をのぞく回数が増えそうです。冷蔵庫にはジュースではなく麦茶などを常備して、出来るだけ支出を抑えたいものです。ジュースやお菓子などは、毎日飲んだり食べたりしていると毎日欲しくなります。つまり「習慣」になってしまうのです。それらはたまに食べるもの、という認識ができれば、毎日食べなくても苦ではありません。まずは摂取量と回数を減らすことから始めましょう。ジュースを飲んでいいのは週末だけ、それ以外は麦茶。スナック菓子は家族みんなで一袋。アイスはひとつのカップアイスを子ども2人で分けて食べる、など。禁止されるというのは不満につながりがちですので、「平日はダメ!」という言い方ではなく、「土曜日まで待とうね。早く土曜日来ないかね、楽しみだね~」と親も一緒に週末を心待ちにしているような演出も大事かもしれませんね。
エアコンは点けっぱなしが正解! ただし…
電気代については、時間の余裕のある夏休み期間中に、電力会社の変更を検討するのもいいですね。申し込んですぐに変更できるわけではないので(機器の設置作業等が必要)、節約効果が出るのは少し先になります。すぐに工夫できるのは、エアコンによる電気代。猛暑日が多い近年、暑さをがまんせずにエアコンを使って熱中症を防ぎましょうと言われます。エアコンはフィルターの掃除をきちんとすると効率よく部屋を冷やしてくれます。また、「こまめにオンオフするよりも、つけっぱなしにしたほうが電気代がかからない」とも言われています。しかし、家じゅうのエアコンをつけておく必要はありませんよね。たとえば、日中にエアコンをつけていいのはリビングだけと決めてはどうでしょうか。
日中はみな基本的にリビングで過ごすことにし、子どもはリビングで宿題をします。宿題は午前中にリビングでと決めてしまえば、毎日「ドリルは? 作文は?」と怒鳴らずにすみそうです。子ども部屋でエアコンをつけるのは寝る時だけで、1時間後にタイマーで自動オフにします。
中学生以上になると親と一緒に過ごすのは嫌だとか、体が大きくリビングでは狭くてくつろげないという場合もあるでしょう。その場合はルールを無理強いせず、エアコンの設定温度や風量などのルールを守らせる程度に。また、高齢の家族の部屋はあまり厳しいルールにせず、冷えすぎない程度にエアコンを使用するように、やはり温度設定や風量に気を配ってください。